アマモの最近のブログ記事

皆さんこんにちは。研究員の塩飽です。

いよいよ直前ですが、明日(6/13)は、水島愛あいサロンで
くらしき環境フェスティバルが開催されます。

今回も、様々な団体による展示や体験コーナー、
環境講演会に加えて、消防車や救急車といったはたらくくるま
も大集合します。

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もちろんみずしま財団も展示を行います。
展示のテーマは、「倉敷の海を知ろう」ということで、
県下最大級の「海のゆりかご」アマモ場からアマモや、海藻類
を展示します。

本日、展示用の海藻類を児島の漁師さんに協力いただいて
採取に行ってきました。

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 久しぶりの児島の海です

 

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 海面には、大量の流れ藻が漂っていました

 

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 児島の漁師のNさんにご協力をいただきました

 

どんな海藻類が倉敷の海で見れるのか、ぜひ財団ブースを
訪れてお確かめください。


今年も、素敵なプレゼントが当たる環境クイズもありますよ!

いつもお世話になっています。

事務局藤原から、開催の報告をします。

本フォーラムは、子どもゆめ基金および、岡山県備中県民局の助成を受けて開催しました。

 

瀬戸内海国立公園指定80周年記念事業

フォーラム30年後の海を考えよう

~浅海域の再生と環境学習の取り組み~

平成27年1月10日(土)13:30~16:30

主催:みずしま財団

後援:岡山県、岡山県教育委員会  

 

基調講演は工藤孝浩さん 

(金沢八景-東京湾アマモ場再生会議 実験推進部会長)

「東京湾におけるアマモ場再生と環境教育」と題して、

東京湾の地域開発・水質の変遷、

かつてあったアマモと暮らしのつながり、そし再生のとりくみをお話しいただきました。

 

食べられるワカメの再生には関心が高いこと、

小学校と関わりを深めながらアマモ再生にとりくんだこと、

立場によって、意見や利害がことなり、合意が難しかったこと、

神社が入って、歴史ある神事を復活させたことで合意がぐんと進んだなど、

TV鉄腕ダッシュ海岸の話など、東京湾のアマモ再生の状況を具体的にお話しいただきました。

 千葉県銚子で20年に一回鳥居にアマモがまかれ、海上渡御が行われていたのだが

アマモそのものがなくなって、2010年にはこの文化そのものがなくなってしまったお話を聞き、

環境と人々の暮らしのつながりそのものの断絶になったことがよくわかりました。

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つながりをもういちど、紡ぎだしたい。環境教育に希望をみいだし、次世代につなぐお話でした。

 

工藤さんから、「行動する市民を育てる、それが環境教育」というメッセージをいただきました。

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余談ですとお話しされた、高校生時代のさかなクンとの出会い、

見守り支えてきた20年はステキなお話でした。

 

 後半はパネルディスカッション「豊かな瀬戸内海を未来につなげるために」

コーディネーター:磯部作さん(日本福祉大学こども発達学部教授/みずしま財団理事)

事例紹介は、お二人。

お一人目は

田中丈裕さんNPO法人里海づくり研究会議事務局長・元岡山県水産課長)

から、「アマモとカキの里海」として、岡山県東部の日生(ひなせ)町の再生の取り組みをお話しいただきました。

日生中学校の総合学習で取り組まれている事例「流れ藻回収大作戦」には、中学生自身が地元の課題に取り組む、そして地域の大人の声を聴き・まとめる聞き取り甲子園を組み合わせた学習で、「スバラシイ」との共感の声が多数ありました。

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事例のお二人目

坂本明弘さん(井原市立高等学校教諭)からは、干潟について丁寧なお話がありました。

干潟は、海と陸をつなぐだけでなく、空もつなぐ(鳥が干潟の生き物を食べにくる)

非常に重要な場所であることがわかりました。

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フロアーからもたくさんの質問や発言があり、熱気あふれる3時間のフォーラムとなりました。

 

参加いただいたみなさま、講師のみなさま

ありがとうございました。

 

 

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6月7日(土)、水島愛あいサロンで開催された
「くらしき環境フェスティバル」で展示を行いました。

今回は、アマモ場や干潟に関する展示や、瀬戸内海
国立公園80周年、海底ごみに関する展示を行いました。

みずしま財団ブースでは、展示に関するクイズも行い、
1日で150名以上の参加者がありました。

当日は、Yさん(エコらぼ倉敷)、Kくん(岡山大学院生)に加え、
水島工業高校の生徒2名もボランティアとして展示の
説明などを手伝ってくれました。

参加者に倉敷の海のことを知ってもらうと同時に、

高校生もいろんな方と触れあい、楽しく学んでもらえた

のではないかと思います。

 

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伊東市長もブースを訪れ、展示の説明をしました。

 

 

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高校生による解説も、とっても素晴らしかったです!

春分の日の3月20日(水)、岡山コープ倉敷・井笠地域 エコライフ委員会主催の環境学習で海の環境に関するお話をしてきました。
組合員の親子対象で、約30名の参加がありました。

これは、私たちの身近な瀬戸内海のいきものや、海ごみをはじめとした環境問題を知り、海と私たちの暮らしとのつながりを学ぼうというものでした。
そのため、座学だけではなく、実際に地元岡山の海の特産品でもあるノリをつかったお料理も一緒に体験をしました。

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お話の様子

まず、私が「瀬戸内海を知っていますか?」と題して、瀬戸内海の特徴、その豊かさを支えるアマモ場のことや、環境問題として海ごみのお話をしました。

その後、ノリのビデオを見ながら、黒崎連島漁協の平田組合長に現場のお話をしていただきました。

その後は、黒崎から持ってきていただいたノリをつかった手巻き寿司を食べながら、みんなで楽しく交流を行いました。

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手巻き寿司の材料。ノリは黒崎産です。

 

今後、エコライフ委員会さんでは、体験学習も予定していて、実際に体験をしながら海とのつながりについて学んでいきます。


しわく

秋分の日の9月22日(土・祝)、「海のゆりかご」アマモ場の生きものに会いに行こう!~海岸ごみと海辺の生きものを考える観察会~を笠岡市神島見崎海岸で開催しました。

当日は、お天気にも恵まれ、絶好の生きもの観察日よりの中、18名(子ども6名 講師・スタッフ含む)の参加でした。
また、当日は、「日本カブトガニを守る会笠岡支部・神島見崎里浜づくり」の4名の方にスタッフとしてご協力いただきました。

9:00
まず、開会のあいさつの後、「高梁川流域のエコ指標」を使って、全員で海岸のスケッチを行いました。
一見するとコンクリートの護岸と砂浜が目立つ海岸ですが、干潟などもあり、多様性に富んだ海岸でした。

坂本明弘先生による海辺観察の注意事項等の説明を聞いた後、全員で海岸の生き物観察を開始しました。

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海岸の石の下や、ひざ下までの海の中にある海藻に隠れているカニやハゼなどを皆さん熱心に探していました。

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10:10頃
あっという間に観察の時間は過ぎ、たくさんの生きものを持って、坂本先生に種類の同定と解説をしていただきました。

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見崎の海岸は、生きものの種類が多く、珍しいものもいくつか見つかっていました。

その一つが、アナジャコのお腹にくっついているマゴコロガイという貝で、これはアナジャコと寄生関係にあるそうです。
坂本先生も、生きているものは初めてとのことでした。

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もう一つ珍しい生きものが、ナミマガシワという貝で、サクラガイなどとも言われ、殻になったものは時々別の海岸でも見つかるそうですが、生きた状態のものが、かなりたくさん見つかる海岸は、これまた珍しいとのことでした。

その他にも、ワタリガニや、オサガニなどのカニ、トビハゼなどの魚、貝類などが確認されました(種類数については、後日ご報告します)。

また、アマモは、少し沖合いのため、事前に生きものを採取して、水槽で展示をしていたのですが、アミメハギやサンショウウニ、モガニなどが見つかりました。

アマモ場は、水中で立体構造になっているので、たくさんの生きものが住み着きやすい大事な場所であることを坂本先生から説明していただきました。

11:00~
その後、場所を少し西の海岸に移して、海岸の清掃活動を行いました。
全員で、ものの10分ほど清掃活動を行っただけで、燃えるごみが約10kg、燃えないごみが約1kg回収されました。
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回収されたごみの中には、空き缶やお菓子の袋など、身近な生活から出ているものが多く、それらは川などを伝って海に流れ出ていると考えられていることなどを塩飽がお話しました。

11:30~
最後に、見崎公民館に移動して、日本カブトガニを守る会笠岡支部・神島見崎里浜づくりの森中憲治氏に、カブトガニの海を取り戻すためのアマモ場再生の活動についてお話をしていただきました。

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参加者からは、珍しい生きものが多く見つかったことに対する驚きの声と、守る会や当財団の活動に関心を持ち、これからも参加したいという感想をいただきました。

今回もイベントを通じて、身近な海の大切さを知り、自分に何ができるか考えるきっかけになったのではないかと思います。

 

【参加者の声】
・興味深いところばかりでおもしろかったです。(大人)
・マゴコロガイが見られてよかった。(大人)
・細かい説明があり、分かりやすかった。(大人)
・楽しかったです。また行きたいです。(子ども)
・さいしょはこわかったけど、さいごはとびはぜとかにをさわれるようになった。(こども)
・今学校で水産業の勉強をしています。問題(生きものが減っている)ということも勉強しました。水産業ではないけれど、笠岡の海のアマモや生きものを見ることができてうれしかったです。(子ども)

 

 梅雨の合間の晴れ間がのぞいた6月17日(日)、瀬戸内市牛窓にあるフジイ印刷株式会社さんが中心となって取り組まれている「BLUE SEA ecology活動」の一環である「第2回 シオ太のアマモ大作戦」海岸清掃&海辺の観察会に行ってきました。

 この活動は、瀬戸内海の海の環境を良くしたいということで、昨年から取り組まれていて、海辺の観察会としては、今年で2回目になります。

 海の環境問題として近年多く取り上げられるゴミの問題と、海の生きものたちにとって重要な「ゆりかご」の役割を果たすアマモ場について、フィールドでの活動を通して学ぼうというもので、講師としてお話と観察指導をしてきました。

場所は、牛窓町鹿忍の海岸でした。
干拓と思われる堤防の脇に、そんなに広くはありませんが、自然海岸が残っており、砂浜から干潟、その先には結構な広さのアマモ場が広がっている場所でした。

まず、開会のあいさつの後、海ゴミとアマモ場についての簡単なレクチャーを行いました。

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パネルを使って、海の環境についてのお話

 

その後、実際に海岸に散乱しているゴミを燃えるゴミと燃えないゴミに分けて拾っていきますが、最終的に集計を取ると、燃えるゴミが44.1kg、燃えないゴミが23.7kg回収されました。
回収されたゴミの中から特徴的なものを選んで、我々の生活とのかかわり、プラスチック系のゴミやアルミ缶などは腐食しないので、土に返らず溜まりやすいことなどを説明しました。

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回収したゴミの重さを測ります


その後は、2つのグループに分かれて、海辺の生き物観察です。
磯では、テッポウエビやアラムシロガイ、イソガニなどが多く見られました。また、環境省のレッドデータブックにも載っているハクセンシオマネキも、みんながじっとしているとたくさん姿を現していました。


アマモ場では、ギンポやアイナメ(幼魚)などの魚類の他に、アオリイカの卵が産みつけられたものもあり、その中にすでにイカの形になって卵から出てくる直前のものも見られて、アマモ場が海のゆりかごであることを実感できたのではないかと思います。

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アオリイカの卵

 

最終的には、魚介類が22種類、海藻・海草類が3種類確認できました。

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見つかった生き物の解説


時期的なこともあり、子どもさんの参加は少なかったのですが、地元の方を中心に約25名の方がご参加くださり、今回のイベントが、地域の大切な環境について改めて関心を持つきっかけとなったなら幸いです。

 

しわく

 

親子で一緒にエコしらべ!(海編 )は

 

雨天のため延期になりました。
12月17日(土)に開催します。

 

 ◆再度、参加者募集しています。12月14日(水)までに

 みずしま財団(086-440-0121)までお申し込みください。

 

◆当日の予定等は変更なく開催します。

 

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みずしま財団では、現在、親子で地域の環境を知るための「エコ指標」づくりを行っています。
 
このエコ指標は、「海編」と「森編」の2種類あり、それぞれのエコしらべツアーを開催します。
今までとは、ちょっと違った視点で、身近な環境について考えてみませんか?

詳細は、案内のチラシをご覧ください(クリックすると拡大されます)。

※本ツアーは、岡山県備中県民局協働事業として開催します。


◆高梁川流域のエコしらべツアー 海編

 日時:2011年12月17日(土)9:30~12:30
 場所:備讃瀬戸海域、小与島(船に乗ります)
 集合場所・時間:倉敷駅南口西ビル前に8:20
         無料送迎バスがあります。
         直接児島観光港に集合も可能です。
 対象:小学校3~6年生とその保護者
 参加費:無料

 

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雨天のため延期になりました。
12月17日(土)に開催します。

 

 ◆再度、参加者募集しています。12月14日(水)までに

 みずしま財団(086-440-0121)までお申し込みください。

 

◆当日の予定等は変更なく開催します。

 

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みずしま財団では、現在、親子で地域の環境を知るための「エコ指標」づくりを行っています。
 
このエコ指標は、「海編」と「森編」の2種類あり、それぞれのエコしらべツアーを開催します。
今までとは、ちょっと違った視点で、身近な環境について考えてみませんか?

詳細は、案内のチラシをご覧ください(クリックすると拡大されます)。

※本ツアーは、岡山県備中県民局協働事業として開催します。


◆高梁川流域のエコしらべツアー 海編

 日時:2011年11月19日(土)9:30~12:30
 場所:備讃瀬戸海域、小与島(船に乗ります)
 集合場所・時間:倉敷駅南口西ビル前に8:20
         無料送迎バスがあります。
         直接児島観光港に集合も可能です。
 対象:小学校3~6年生とその保護者
 参加費:無料

 

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定員30名となっていますので、ご関心のある方は、お早めにお申し込みを。

 

 

参加してくれた子ども達の声です
☆気づいたこと
・小さな貝でも海をきれいにしている(海のそうじや)
・B班の班長さんは物知りハカセでした  
☆感じたこと 
・帰りの船長さんの瀬戸内海案内ツアーがすんばらしかった
・タマシキゴカイのたまごがやわらかかったです!!
・またいきたいです

大人のみなさんの感想はこちら!
・いろいろな生き物、アマモを見れた
・子供の自由研究になりそうなので助かりました
・雨で観察があまりできなかったので残念だったが、たのしかった
・子供が楽しそうにしていたから。瀬戸大橋も見学できたから
・コアマモは見られたが、アマモの生きているそばには近寄れなかった。それが残念。
 でもそれ以上に生物が見られて大満足
 

少し時間がたってしまいましたが、8月21日(日)に備讃瀬戸の小与島の海岸で開催した、アマモ場観察会のご報告です。
当日は、あいにくの雨模様でしたが、事前申込をいただいていた方の多くがご参加いただき、参加者は、26名でした。

朝8時半に児島観光港に集合し、開会のあいさつの後、早速船に乗り込んで出発!

船の中では、福田富男先生にこれから行くアマモ場と、そこに棲む生き物についての講義をしていただきました。
先生のお話を聞いて、皆さんの気分もますます高揚してきたようでした。

島に上陸して、少し歩くと海岸線に到着し、早速3つのグループに分かれ、リーダーである専門家の皆さんの指導の下に、生き物観察をスタートしました。
海岸線には、コアマモの群落や、岩場もあり、皆さん雨にもかかわらず、熱心に生き物を探したり、先生に質問をしたりしていました。

 

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途中で雨が強まったので、少し早めに観察を切り上げましたが、その分船に戻ってから、先生方に見つかった生き物について詳しく解説をしていただきました。
今回は、25種類の生き物と14種類の海藻(海草)が確認できました。

 

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その後は、少し寄り道をして、瀬戸大橋の下をくぐるというめったにできない経験をしながら、帰りの船上でまとめを行いました。

あいにくの天気ではありましたが、その分、普段とは違った観察会になったのではないかと思います。

 

しわく

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