研修&視察受入の最近のブログ記事

4月12日 川崎医科大学4回生の見学実習の受け入れを行いました。

見学実習は、川崎医科大学衛生学大槻剛巳教授からの依頼で、5年以上毎年、続いています。水島の歴史と地域全体のレクチャー、公害患者さんの語り、公害医療に携わった医師のレクチャー。

今年は会場を水島愛あいサロン(倉敷市環境学習センター他)に変更し、受け入れ準備を進めてきました。

4月12日、第一回目の受け入れです。(全5回)

鴨が辻の水島展望台からバスで戻って、みずしま財団塩飽理事・研究員のレクチャー

furikaeri.jpg

患者さんのお話を聞きます。名古屋から昭和20年に水島に来たときの様子やご自身の職業柄、地域をよく自転車で回っていて感じてきた環境変化、闘病のこと、喘息大学で学びあい患者会で支え合い、裁判や運動を通して、社会へ訴えていった様子を語られました。

kannjyasann.jpg

公害医療に携わった医師の話では、里見和彦医師がご自身が「なぜ医師を目指すようになったのか」、医学生時代の岐阜や長野での地域医療に刺激を受けた経験、農村医療から工業地帯の医療に携わって驚いたこと、主治医意見書を一生懸命書いたこと、ご自身の経験に基づいてわかりやすくお話されました。

satomiishi.jpg

医学生にとって、先輩にあたる現役の医師のお話は、「どんな医師になりたいか」と考える刺激になったでしょうか。医学生さんから患者さんへの質問を発端に、どんな声をかけられたらうれしかったか、逆につらかったか等、医師(あるいは医療従事者全体)と患者の関係性について話題が広がりました。

里見和彦医師はみずしま財団の理事でもあり、現在、地域ですすめているくらしきCOPDネットワーク」の紹介も内容に取り込まれています。呼吸リハビリテーションのなかでもフライングディスク体験は医師・看護師・理学療法士等のみなさんと、在宅酸素をはじめ呼吸器疾患の患者たちが、笑いあって、楽しく運動できる運動療法として、昨年度から取り組んでいる様子を紹介しました。13時から16時と視察受入の中では短いコースですが、内容の濃いものとなっています。

2017年度がスタートしました。

進級、進学された学生さんをはじめ、フレッシュな新社会人が皆さんの周りにもいらっしゃることでしょう。

みずしま財団では、この時期に、恒例となっている、新社会人の視察研修受け入れ「水島探検の旅」を行っています。

倉敷医療生活協同組合さんの新入職員を対象に、4月3日、1日コースのフィールドワーク「水島探検の旅2017」を実施しました。

kiduki.jpg

新入職員のみなさんは医療従事者(事務含む)。職種も様々です。共通するのは、患者さんの生活背景を想定した診断や応対が求められるということ。この研修を通じて、生活背景を想定する方法を学びます。フィールドワークの中で得られた発見や気づきについてグループ内で共有し、その学びを伝える"水島探検の旅新聞"をグループで作ります。働く現場で求めらえれるコミュニケーション力を高める体験をしてみること1日体験してみます。

オリエンテーションと、DVDを見た後に、外へ出発!バスに乗って、道中レクチャーを聞きながら、鷲羽山スカイライン水島展望台(鴨が辻)へ向かいます。

kamogatuji.jpg

地域開発の歴史、公害が起きてしまった地理的な条件、企業の環境対策と効果等、レクチャーを聞きます。つづいて倉敷市環境学習センターへ移動。本来ならば市職員の方のレクチャーですが、年度初めの初日ということで、倉敷市の環境環境学習センターならびに監視センターの施設紹介をみずしま財団が担当し、公害克服のための努力(住民運動、企業の技術開発、行政の環境監視のしくみ)についてレクチャーしました。

gakusyuusennta-.jpg

バスに乗って、水島のまちの中心部へ移動。商店街のまち歩きをした後、3つのグループに分かれて、昼食です。こころ屋さんのハンバーグランチ、ミルクラウンの玄米カレーランチ、ときわ庵のそば定食、みなさん地元のお店を知って、交流の機会となりました。

食事後は、スタートした医療生協の会場へ戻り、DVDを見ます。このなかには、新入職員のみなさんの大先輩にあたる医師(名誉院長)が地域を回って往診する様子がでてきます。患者さんの手を握って声をかけるあたたかな人柄、患者さんに寄り添うということはどういうことか、を体現されている様子が映し出されます。そして、医学の研究をさらに続けようという姿勢、亡くなった公害患者さんのカルテを501人の闘病の記録を医学的にまとめ、今後の医療福祉に役立てようとご自身の時間を使われる姿勢が映し出される様子に、新入職員さんが感激されていました。

この研究は『公害死亡患者遡及調査』として2005年に報告書発刊され、現在は成果を活かし、呼吸リハビリテーションの取り組みが地域で進んでいることを紹介しました。

ここでいったん、見学・レクチャー・DVD等で、自分発見したり気づいたりしたことを「ふりかえりシート」に記入。書き込みが終わったところで、グループごとに共有します。他者の視点の違いや、共感できる部分など、グループによって深めていきます。

その後、"水島探検の旅新聞"づくりをグループで行います。

shinnbunndukuri totyuu.jpg

shinnbunndukuri totyuu 2.jpg

shinnbunn.jpg

8グループがそれぞれの視点で作成した新聞を発表します。

全員で1人2票づつの投票による評価を行って終了。

感想にはびっしりと1日の学びが書き込まれていました。

現場でも生かしていただけるとありがたいです~おつかれさまでした。

みずしま財団のある岡山県南は、今年は1週間ほど桜が遅いようで、いつもはこの研修で水島コンビナートと桜がきれいに見える場所があるのですが、今年は4/3の時点ではまだつぼみでした。

皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。

8月2日(火)、倉敷商業高校の生徒3名と先生がみずしま財団にヒアリングに来られました。

瀬戸内をフィールドにした教育旅行のプログラムづくりをしており、そのための調査ということでした。彼女たちは、現在「子どもと海、命を育む瀬戸内の旅」プランコンテスト(主催:海洋観光大学 瀬戸内キャンパス)にエントリーをしているそうです。

3人ともパワフルな感じで、積極的に質問や自分たちの考えたアイデアの相談もされて、思わず一緒に考えたりして楽しく過ごしました。

...

大学生が対象のコンテストで唯一の高校生の参加だそうです。

きっと、素敵なプランをつくってくれると楽しみにしています!

20160802-4.jpg

20160802-3.jpg

皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。

7月19日(火)に、岡山大学グローバルパートナーズ
2016年度日本サマースクールツアーの研修受け入れを行いました。

本ツアーは、岡山大学が受け入れをしている中国の上海理工大学の
30日間のプログラムで、その最初の研修である水島・豊島ツアーを
みずしま財団が企画・運営しました。

参加者は、39名(学生36名、引率3名)でした。

本プログラムは、経済発展の光と影ということで、日本の産業発展と
その負の側面として発生した水島の大気汚染公害と豊島の産廃不法投棄事件
について現場から学び、未来について考えるきっかけとなることを目指しました。

P7190059.JPG

当日は、宇野港から豊島にチャーター船で渡り、産業廃棄物の
不法投棄事件について、廃棄物対策豊島住民会議の方から
レクチャーをしていただきました。

P7190074.JPG

P7190084.JPG

その後、船で水島まで瀬戸内海クルーズをしながら、水島の
公害問題、海の環境問題、そして現在の水島での協働の取組み
などについてレクチャーをしました。

最後に、JFEスチールの工場見学をして、水島コンビナートの
産業力・技術力について学んでいただきました。

学生さんたちは、それぞれのレクチャーを熱心に聴き、
質問をしていました。
この経験が、将来に活かされることを願っています。

5つのヒントから身につけよう!地域の元気を耕す方法 と題した、

平成28年度広島県環境活動リーダー養成研修<広島会場>の募集がスタートしたそうです。

連続5回シリーズの3回目に、岡山県倉敷市水島を訪ねるフィールドワークがプログラムとなっています。

8月28日(日曜日)バスでお越しになるみなさまをご案内し、レクチャーも担当させていただきます!

img-520153101-0001.jpgimg-520153101-0002.jpg

参加費無料、定員20名、先着とのことです。

参加ご希望のかたは、チラシ掲載の連絡先「ひろしまNPOセンター」までお申し込みください。

こんにちは。理事・研究員の塩飽です。
 
 平成21年度から実施している川崎医科大学の医学・医療ユニット科目の見学実習受入の
第1回目を4月6日(水)に実施しました。

 内容は、水島をバスで巡り、鴨ヶ辻山の展望台から水島を眺望しながら、
地域開発と公害の歴史の概要を解説します。

 展望台では、ちょうど桜が春の風に吹かれて桜吹雪のように舞い、
とてもいい雰囲気の中でお話しすることができました。

 その後、あさがお会館で公害患者さんとの懇談、公害医療に携わった医師によるお話を
通じて、患者さんの生活背景も考えながら治療にあたることの大切さや
患者さんに寄り添う姿勢などについて学んでいただきました。

 今年は、この後、4月20日、5月18日、6月8日、22日の計5回実施します。

 毎回、公害患者さんのお話しや里見和彦水島協同病院院長のお話しは、
普段なかなかできない体験ということで皆さん真剣に聞き入っています。

 本実習を通じて学んだ医学生さんが、患者さんやその背景にある地域との関わりに向き合って
治療に取り組むお医者さんになってくれることを願っています。

P4061231(1).JPG

  公害患者さんによるお話の様子

P4061242.JPG

 水島協同病院院長 里見和彦氏によるお話の様子

新年度がスタートして、一番最初の視察研修は、毎年、倉敷医療生活協同組合の新入職員研修です。

今年も、研修プログラム「水島探検の旅」を実施しました。

「これから働く水島。どんな地域だろう。。。」

新入職員のみなさんの声のお応えするのが、この水島探検の旅です。

1 kennsyuu.jpg

研修を受けるのは、医師や歯科医師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士・・・と幅広い医療従事者のみなさん。今後、働く現場では、患者さんと接する際には、生活背景を想定しながら、治療や応対が必要となります。生活背景をどのように想像するか、みていったらいいのか、その方法を学ぶ研修です。実際に町を歩いて、見たり、聞いたり体験します。

オリエンテーションで研修目的を確認したり、ビデオをみて前提条件を学んだ後、出発!

バスで地域を探検に行きます。

2 tannkenn.jpg

鴨が辻展望台は、桜が満開!遠くまで、よく見えます。

3 kamogatuji.jpg

みずしま財団理事・研究員塩飽のレクチャーを聞きます。

4 P4021040.JPG

この日はよいお天気!!前日も雨、次の日も雨の真ん中の晴れ日。

バスから降りて、地域を歩いたり、解説を聞いたりします。

5 P4021051.JPG

6tannkenn 2.jpg

昼食は、3グループに分かれて、水島商店街のなかのお店で。

午後は、会場に戻って、個人で振り返りシートを記入、印象に残ったところを書きます。

グループに分かれて、思ったことをみんなで共有。

それをベースに「水島探検の旅 新聞」づくりを実施しました。

7 shinnbunn happyou.jpg

8グループそれぞれ個性的な新聞が完成。

グループごとに発表して、1人2票を投票。評価しあいました。

見事1位になったチームには、水島特産品詰め合わせをプレゼント!

(今年は、地元産のれんこんを使った和菓子詰め合わせ)

無事に1日の行程を終了しました。

皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。

3月7日(月)に、福岡県にある中村学園大学 近江貴治研究室の
フィールドワーク研修の受け入れを行いました。
8名の学生さんの参加がありました。

また、法政大学からも3名のご参加がありました。

今回は、テーマが「倉敷市水島に学ぶ環境再生とまちづくり」ということで
鴨ヶ辻山から水島を眺めながらの解説、JFEスチール(株)西日本製鉄所の
工場見学を行いました。

P3070928.JPG

そして「企業人から学ぶ、企業の環境技術」と題して
福留正治さん(環境カウンセラー、元川崎製鉄)にお話しをいただきました。

P3070945.JPG

さらに、水島のまち歩きをして、商店街のお店の方にも
水島のまちに対する思いなどをヒアリングしました。

最後は、ふりかえりと、水島のまちを元気にするためのアイデアを出し合う
ワークショップを行いました。
「みずしまテーマパーク構想」や「34(ま)種類のスイーツ」など
短時間ではありましたが、楽しい企画を考えてくれていました。

P3070964.JPG

非常に盛りだくさんの内容でしたが、本日の研修が学生さんたちにとって
将来につながる学びになったら幸いです。

参加いただいた学生さん、ご協力いただいた福留さん、商店街の皆さん、
JFEスチール様、皆さんお疲れ様でした。

皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。

10月30日(金)さくらサイエンス研修として、中国の高校生(11名)の研修受け入れを行いました。

これは、「さくらサイエンス」という文科省の取り組みの一環で、岡山大学が受け入れ、8日間の行程で行われるものです。そのうちの1日をみずしま財団が担当させていただきました。

今回の研修は、すべて英語ということで、元岡山理科大学教授井上堅太郎先生に通訳・解説でご協力をいただきました。

鴨が辻山の展望台では、水島地域を眺望し、開発の歴史と大気汚染公害についてレクチャーをしました。

その後、JFEスチール(株)西日本製鉄所の工場見学し、生産の現場の迫力や、その中での環境対策などを学びました。

PA300529.JPG

昼食は、ミルクラウンでカレーランチ。

PA300534.JPG

午後は、倉敷市環境学習センターで英語版「MIZUSHIMA」のビデオを視聴し、その後環境監視センターの平子所長の解説で大気や水質の測定の様子などを見学しました。理系の生徒さんということで、分析機器には興味津々の様子でした。

PA300538.JPG

この研修では、中国でも問題となっている大気汚染の先行事例ともいえる水島の経験とそれを乗り越える様々な分野の人々の努力を学んでもらえたのではないかと思います。
ぜひ、今回の経験を自分たちの将来に活かしてほしいと伝えました。

皆さんこんにちは。研究員の塩飽です。

9月30日、川崎医科大学の医学・医療ユニット科目の見学実習の受け入れ
第5回目を実施しました。
22名の参加(引率1名含む)でした。

本見学実習では、鴨ヶ辻山での現地見学の後、
公害患者さんによる当時の様子や公害病の苦しさなどについてのお話、
公害医療に携わった医師によるお話といった内容になっています。

 

P9300146.JPG


今回で、今年度の見学実習け入れも終了となりました。

毎回、患者さんの話や里見先生のお話に医学生さんたちも熱心に耳を傾けられており、
将来この実習の経験が患者さんの生活背景や地域に向き合った診療に
活かされることを願っています。

本見学実習は、来年度も継続予定です。

1  2  3  4  5  6  7

アーカイブ

みずしま財団のつぶやき