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2日目 全体会

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「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

2日目の内容を紹介しています。

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このシンポジウムの最後のプログラム。

全体会が行われました。

 

まずは、「椅子取りゲーム式全員参加ディスカッション!」

 

6~7人で1組になり

その中で出されたお題に関して、

ディスカッションをして、

班内の答えを紙に書いて

号令がかかったら、舞台上の椅子に座る!

 

座れるのは9チーム中5組のみ。

 

最初のお題は・・・


 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

2日目の分科会を3つにわけてご紹介します。

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2日目午後の中国側ワークショップの2つ目は

「自然撮影中之保護の物語」として

北京山水自然保護センターの方がお話になりました。

 

動物が通ったら自動的に撮影をするカメラを設置して

パンダなどの生態を調査したこと

 

青海湖周辺にすむ「ガゼル」の保護のために

有刺鉄線を取り除いたりという活動。

 

ビデオカメラを牧民に渡し

周辺の環境変化を記録してもらったり、

 

チベット仏教の僧で、鳥の絵を非常にうまく書く人の

環境保護の活動の紹介など

 

興味深い動画とともにご紹介いただきました。

 

残念ながら、この時間はワークショップではなく、

お話だけで終わってしまいましたが、興味深い中国の事例を伺うことができました。

 

 

しかし、どうしても気になったのは

通訳の方が「大熊猫」の訳を

「パンダさん」と「さん」づけていうこと!

 

もう可愛くて「パンダさん」♪

 

 

2日目のまとめにつづきます。

2月23-27日に中国・北京で開かれた

「日中環境教育シンポジウム」へ

みずしま財団のスタッフが参加・報告することについて

2月23日の山陽新聞朝刊に掲載されていました。

 

ご紹介しておきます。

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011022309450884

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

2日目の分科会を3つにわけてご紹介します。

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午後は、中国側のワークショップ

 

まずは、塔の下から活動が始まったという「自然の友」。

胡卉 哲 氏が、パワーポイントを用いて団体の活動紹介。

興味深いのは「カモシカカー」

 

岡山でいう、「さん太号」

環境学習カーです。

 

なぜカモシカなのか?と尋ねたら

「チベットカモシカ」は絶滅が危惧されている生き物で

この会の代表が、その保護活動にかかわっていたこともあり、

記念としてつけたとのこと。

 

結構な時間、お話になり

まさか、この話だけで終わるの!?と不安になったころ

ワークにうつりました。

 

 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」 

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

2日目の分科会を3つにわけてご紹介します。

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2日目は、朝8時半から開始!

 

1日目と同じ2つの分科会、私は、ひきつづき自然体験型分科会に参加。

昨日は事例報告でしたが、

2日目はワークショップです。

 

午前中は、日本側のワークショップとして

川嶋 直 氏(財団法人KEEP協会)

広瀬敏通 氏(NPO法人日本エコツーリズムセンター)

が実施。

 

 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」 

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

ひきつづき、1日目の最後の部 全体会の報告です。

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午後の2つの分科会をうけて、1日目の最後は、再度全員が集まる全体会がおこなわれました。

 

まずは、それぞれの分科会の報告。

 

私のいた、自然体験型分科会の報告は、

朱恵雯 さんが(日中市民社会ネットワーク)

なさいました。

 

6つの報告から

・すべて、地域に根ざした活動であること

・地域の資源を活用した活動。足元からの活動があるんだということが、工業地帯での環境学習の報告で知った。

・アクション。意識をどうアクションにするのか。すぐに活動にうつしているパワーを感じた。

・ネットワーク。

といったキーワードで、とても的確にわかりやすく報告されました。

あの6つの報告を、そのようにわかりやすく分析できるのはすごいなぁと感心。

 

補足で、

広瀬敏通 さん(NPO法人日本エコツーリズムセンター)が、

「環境教育は横断的だけれども、セクションとしては横の連絡がない。

『すべて自然はつながっている。人の暮らしもつながっている』

違いやり方、考え方を仲間にするととてもいいのでは」というお話をなさいました。

 

もう一方の、学校・コミュニティの分科会は

諏訪哲郎さん(学習院大学教授)が報告されました。

 

・発表内容が多彩

・大変な熱気であったこと

がまず報告されました。

 

そして、

・手法はいろいろあるけれども、様々な手法を交流しあい、レパートリーを増やしていくこと

・手順を尽くすこと

・情熱・熱意

の重要性をお話になりました。

 

特に、手順を尽くすことについては

(1)環境の意識の浸透

(2)環境意識の普及

(3)道徳的形成・実践

(4)手本の人物・事例をたえず出す(バタフライ効果)

という、さんの報告内容を紹介。

 

「人をつくるのは教育の力、環境教育が重要だと改めて感じた」という言葉で締めくくりました。

 

補足として、

山本幹彦さん(NPO法人当別エコロジカルコミュニティー)が

・地域がベース

・地域の課題を解決するために、共感してもらって進めていくというのは同じだと感じたとお話になりました。

 

1日目のシンポジウムはこれで終了。

朝9時から18時までの盛りだくさんのプログラムの1日目でした。

 

その後、夕食時にも、参加者同士の交流がおこなわれていました。

私も、隣に座った中国で緑化活動をしているNPOの女性スタッフと

英語と中国語で交流。とはいえ、ほぼどちらの言語も最低限のあいさつ程度なので

最後には、絵を描いて意思疎通してました・・・。

疎通できたと思っているのは私だけかも・・・・。

 

 2日目につづきます。

みずしま財団の報告は、1日目の午後の分科会の5番目でした。

 

「コンビナート地域における公害経験を活用した環境学習」と題した報告を

逐次通訳込みで、15分お話しました。

 

逐次通訳をしてもらうということを意識すると、

普段のしゃべりがいかに、要領を得ないか

1文が長いかということに気づきます。

 

報告の中で、市民がおこなう環境調査という視点で

あさがお調査とNO2調査のご紹介もしましたが、

参加者から、中国でもNO2のカプセル調査をやってみたい

ぜひ詳しく教えて欲しいといっていただいたり

 

財団は和解金でつくったと説明があったけど

和解金はまだあるのか?

いまの資金は?という質問。

 

分科会の後に

四川の大震災の後に

地域での環境学習やまちづくりをやっていて

とても共感できるということで

お声がけをいただいたりと

 

うれしい反応をいただきました。

 

ちなみに、資金の件は

和解金はもうない。

資金としては、助成金等々活動に関する資金調達をしているけど、不充分。

だからぜひ皆さんにも(有料の)ツアーにきて欲しいし

企業への寄付のお願いもしたいと思う。

 

ただ、いずれにしても、財源は1つではなく、

いろいろな組み合わせで考えていきたい。

というお答えをしました。

 

「財源は1つでない」というのは、大事なポイントだと

ファシリテーターの広瀬氏もコメントくださいました。

 

どのような発表をしたのか、以下簡単にご紹介します。

 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」 

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をします。

 

ひきつづき、シンポジウム1日目の午後の部 分科会の報告をします。

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昼食をはさんで、午後は分科会。

 

「自然体験型分科会」

「学校コミュニティ分科会」

 

の2つがありました。

 

みずしま財団の報告があるのは、「自然体験型分科会」。

3時間半のプログラムでした。

 

内容は、日中それぞれ1つずつ活動の事例紹介をおこない

それに関して、まわりにいる3~4人で、わいわい、ぺちゃくちゃ意見交換をする。

それを3セット行うというもの。

 

つまり、日中あわせて、6人の報告がありました。

 

ファシリテーターは、

広瀬敏通 氏(NPO法人日本エコツーリズムセンター)

朱恵雯 氏(日中市民社会ネットワーク)

川嶋 直 氏(財団法人KEEP協会)
 

具体的な報告は

・「パーマカルチャーでつなぐ暮らしと環境教育」 梅崎靖志 (風と土の自然学校)

・「NGOの環境教育における役割」 王君智 (江蘇緑色之友)

・「エコツーリズムの担い手としても自然学校の全国ネットワーク」 中垣真紀子(NPO法人日本エコツーリズムセンター)

・「中国大自然学校環境教育発展の動向」 鄢福生(緑色和諧使者)

・「コンビナート地域における公害経験を活用した環境教育」 白神加奈子(財団法人水島地域環境再生財団)

・「南京自然体験何を捨て何を取るか」 郭丹(南京緑石環境行動ネットワーク)

 

 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」 

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をします。

 

ひきつづき、シンポジウム1日目の午前の部 後半の報告をします。

100名以上の参加がありました。

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午前の部 後半は

川嶋 直 氏(KEEP協会環境協会事業部シニアアドバイザー)のファシリテートのもとはじまりました。

 

まず、日本のワークショップで、よく使われる手法「旗揚げ」で参加者の意識調査。

「どこから来ましたか?」

北京市内 38名

華東地区(上海、安徽、江蘇を含む) 10人

華南地区(四川、雲南を含む)6人

その他中国国内 16人

日本 5名(本当は12人ぐらい)

 

「所属は?」「環境教育への関わり方は?」「今回の参加の動機は?」

「環境教育に携わってどのくらいですか?」「今回の主催者であるJICAは何を期待していると思いますか?」

といった問いに、参加者みな、わいわい言いながら、色紙をあげていました。

 

 

場がなごんだ後には、事例報告が3つありました。

 

・「子供環境教育活動について」 パナソニックチャイナ 環境推進部長 斉藤博幸氏

10年で100万人を目標に中国国内の事業所で環境教育をおこなうなど、中国への環境貢献におけるモデル企業となるべく行っている活動を紹介。

 

・「JICAの環境教育の取り組みとNGO支援事業」 JICA中国事務所 次長 岡田実 氏

中国におけるJICAの事業は、環境問題などの地球問題、改革・解放支援、相互理解の増進の3つの分野を中心に協力をおこなっており、それらの概要について説明。

 

・「JICA中国環境分野NGO調査」 北京NPI公益組織発展センター 黄鋰 氏

中国の草の根環境NGOへのアンケートや個別訪問などにより実態を調査した結果を報告。

一例をあげると、スタッフの人員構成は男女比が1:1。

報酬や福利厚生の額は低く、情熱や奉仕精神に頼って組織を維持しているの現状。情熱がさめたり、生活に問題が生じた場合、スタッフの流動性が大きくなる。

活動で最も多い分野は、環境宣伝教育、調査研究、生物多様性、水資源、生物多様性と農村コミュニティ。一方、環境環境や砂漠化が最もおろそかになっている。

 

など興味深い報告があった。

 

3つの報告の後、記念撮影をして、午前は終了。

昼食をはさんで、いよいよ、白神が報告する分科会がはじまります。

 

こんにちは、白神@北京です。

 

山陽新聞に掲載されたように、23日から北京へ来ています。

 

「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」 

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をします。

 

まずは、シンポジウム1日目の午前が終了したので、

午前の部 前半の報告をします。

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過去2回、北京でおこなってきた日中NGOシンポジウム。前回は障害者支援をテーマに実施。

今回は「環境教育」をテーマに行います。

日中双方の専門家、団体、日系企業等が参加。

 

1日目の午前は、シンポジウム。

シンポジウムの開会式では、

JICA 中川聞夫所長のあいさつをはじめ、

趙中屹 氏(中国国際経済技術交流センター副主任)、

山崎和之氏(在中国日本大使館 行使)、

李勇 氏(民政部民間組織管理局 副局長)らのあいさつがありました。

 01_R.JPG

 

その後、基調講演として、2名の講演。

 

まず、はじめに中国側から

「中国のNGOによる環境教育の取り組み状況」と題しての、

烏恩 氏(北京林業大学園林学院森林旅学部)の講演。

02_R.JPG

 

中国のNGOはスタートしたばかり。初期段階(6歳ぐらい!)という状況。今後が期待できる状況。

しかし、環境教育についてはまだまだ弱い。その課題として5つをあげていました。

 

(1)  環境教育に対する社会の認識が弱い

(2)環境教育に特化したNGOが少ない

(3)機能発揮範囲が狭い

(4)資金とキャパシティの不足

(5)中国型環境教育に対する考えと実践が乏しい。

 

社会全体の環境教育に対する認識と重視が不足している。

例として、上海の湿地保護区での大学生が現地見学をしても、観光的な利用でしかなく、充分な環境教育の場になっていない。また、関連法案の中での記載も少ない。

 

環境教育に特化したNGOが少ないという点に関しては、

参考とすべき先進事例として、日本の清里の例を取り上げ、また機能発揮範囲が狭いという点については、香港の「地球之友」というNGOを取り上げ、講座やパネル宣伝等の取り組みを紹介。

資金とキャパが不足、他事例として、WWFのプログラムや米浦の事例を紹介。

 

また、「中国型環境教育」がまだまだこれからであること。

「天人合一」という言葉を引き合いにだし、

人間と環境のかかわりは、まだ知識人レベルにとどまっていて、一般まで浸透していない。

一国のカルチャーになるには、一般の人たちまで、生活スタイル・考え方が浸透しなければならない。

そういった点で日本の事例から学ぶことができる。

またボランティアなど学生のパワーをNGOに取り入れていくこと、企業の社会的責任など世の中の流れを活用していくことの必要性などにもふれ、中国での環境教育の課題をお話になった。

 

つづいて、日本側から「日本の環境教育分野のNGOネットワーク」と題して、諏訪哲郎氏(学習院大学教授)の講演。

03_R.JPG

 

まず、日中韓の環境教育交流の歴史を振り返ったのちに、

中国と日本の環境教育の特色の違い。

中国は、地域密着型のNGOが多いこと、日本は自然体験学校の活動が盛んであることを説明。

 

それを踏まえ、体験学習の有効性(子供の時期に体験が豊富なほうが意欲が高い、友達とよく遊んでいたほうが規範意識が高いなど)の紹介。

また、新しい役割として、地域の再生(少子高齢化などへの課題対応)を担うようになったこと、ネットワークが強力であること(日本環境フォーラムなど)を実例を示しての講演であった。


1日目午前の後半につづく 

 

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