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先日、本ブログ上でご紹介したRSKの番組について、
放送時間が確定したので、お知らせします。
RSK山陽放送
新社屋オープン記念 特別番組
「Challenge New RSK」
日時:6月6日(日)12:54~15:30
塩飽も、海ごみの専門家として登場予定です。
ぜひ皆さん、ご覧ください。
4月18日付 山陽新聞「新・地域考 プラごみ河口域蓄積」の記事で、
みずしま財団の磯部理事と、塩飽のコメントが掲載されました。
岡山県南部の河口域に大量のプラごみが堆積していることを
紹介した記事の中で、磯部理事は「行政の責任で回収することが不可欠」、
「自治体と町内会や水利組合が連携してごみを回収する仕組みづくりが必要」と
述べています。
塩飽は、2010年度に行った調査に基づき「高梁川流域から年間約130tのごみが
瀬戸内海に流出していると推計される」ことや、「上流部も含めた全域で
ごみが発生していること」などを述べました。
海ごみ(プラごみ)対策は、河口部や海岸に堆積すると回収が
非常に困難になります。
より身近な内陸部の水路等での回収の仕組みづくりが
必要だと考えます。
2ヶ月に1回、第2日曜日の山陽新聞朝刊「ちまた」覧の
「山陽新聞を読んで」に、塩飽が昨年7月から寄稿しています。
第4回目となる1月10日版では、マイクロプラスチックの問題を
取り上げました。
プラスチック製の肥料殻が河口部や海岸に大量に散乱している
状況を受けて、注意喚起といった対策だけではなく、生産者責任
として素材の転換や、農業の抱える課題も含めて、課題を同時解決
することがSDGs(持続可能な開発目標)の達成につながることを
提起しています。
海ごみ問題の解決は、目標14「海の豊かさを守ろう」だけではない、
持続可能な社会の実現のためにも必要不可欠な取り組みとして
他の目標ともつなげながら取り組んでいきたいと思います。
現在、倉敷市環境学習センターエコギャラリーで、
環境展示「海ごみと私たちの暮らしを考えよう」が本日から始まりました。
みずしま財団が設立以来取り組んでいる海ごみ問題について、
その実態や被害の現状、課題などをまとめており、ごみを無くすために
どうしたらいいのか、考えるきっかけにしていただけたらと思います。
倉敷の海の基礎的な情報や、生きものにとって大切な浅海域(干潟、アマモ場)の
紹介もあります。
その他、みずしま財団が1999年から取り組んでいる八間川調査の展示もあります。
八間川での川ごみ調査の結果報告もあり、私たちの暮らしとのつながりを
感じていただけると思います。
9月30日(水)まで展示しています。
ぜひ、足をお運びください。
みずしま財団設立20年記念事業の一環として、
パネル展「水島の過去・現在・これから」を
倉敷市水島支所1階ロビーで開催しています。
展示内容は、みずしま財団がこの20年間で取り組んできた 八間川調査、
海ごみ調査、呼吸リハビリ、環境学習による まちづくりの取り組みになります。
みずしま財団のシンボルマークの原画と その由来についても展示しています。
展示期間は、2月10日(月)までとなっております。 ぜひ、お越し下さい。
※パネル展は、今後以下の日程、会場で開催予定です。
・水島協同病院1階ホール 3月2日(月)~3月9日(月)
・倉敷市役所本庁1階ロビー 3月23日(月)~3月30日(月)8:30~17:15(土日祝日を除く)
現在、世界中で問題となっている海ごみについて学び、
子どもと未来の海を守ることを目指した講座のご案内です。
近年、深刻な問題となっている海ごみ問題は、 プラスチック製品が大半を占め、
陸域から発生しているごみが 大きく影響しています。
海のない京都府亀岡市で海ごみ対策に市民と一緒に携わり、
亀岡市のプラごみゼロ宣言の実現やレジ袋削減の取り組みを 進めてきた講師を招き、
どのような方法があるのか、 学びあいます。
詳細は、添付のチラシをご覧ください。
概要
13:00 はじまりと全体進行
日置三津子さん(NPO法人だっぴ コーディネーター)
13:10 モデル事業の趣旨と海ごみ問題の基本
金子博氏(一般社団法人JEAN)
13:35 報告「岡山県の海ごみ問題 ~漁業者と連携した海ごみ調査~」
塩飽敏史(公益財団法人みずしま財団)
13:50 講演「川ごみ・海ごみ問題 最前線 現状と課題」
原田貞夫氏(大阪商業大学経済学部准教授)
休憩
14:45 対話の時間
進行:日置三津子さん
グループで感想と意見交換
16:15 コメント 原田貞夫氏
16:30 終了
主催:一般社団法人JEAN、一般財団法人日本環境衛生センター
共催:公益財団法人みずしま財団
※本事業は、環境省「平成31年度海洋ごみ削減のための複数自治体等連携による
発生抑制対策等モデル事業等実施業務」の一環として実施します。
皆さんこんにちは。みずしま財団の佐藤です。
7月24日(水)に、倉敷市環境リサイクル局クルクルセンター(児島)にて、
「漂流物アクセサリーを作ろう」と題した講座として
財団でもおなじみ、ビーチグラスアクセサリー作り体験を実施し、
私もみずしま財団研究員・塩飽さんの助手として講座に参加して来ました!
私たちの生活から廃棄されたガラスごみが、
川を伝って 海岸に流れ着いたビーチグラス。
このグラスを使ったアクセサリー作りを体験し、海ごみ問題を学びました。
夏休み中の講座だったため、参加者は小学生の子どもたちと保護者の方々が中心です。
体験の前にまず、何故ビーチグラスができたのか?というお話から始まりました。
年齢の小さいお子さんには少し難しい内容もありましたが、
複数の高学年男子が積極的に挙手!クイズに答え、たくさん発言をしてくれました。
また保護者の中からも「エコバックをよくもらったりするが、
それこそ無駄じゃないか?」等の質問があるなど、大変有意義な講義になり、
参加者の方々にしっかりと海ごみに対する意識を持っていただけたのではないかと思います。
アクセサリー作りは時間いっぱいまで、2つずつのアクセサリーを思い思いに作りました。
貝殻や色のついたワイヤーを使うなど、どれも個性的で素敵な作品ができていましたよ。
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