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まえがき

序にかえて

第1章　倉敷公害訴訟と医学論争

はじめに

倉敷公害訴訟の意義

倉敷公害訴訟での「医学論争」の特徴

公害患者の命と権利を守る医療観

第2章　水島協働病院は公害訴訟にどのように関与したか

逆流に抗して

公害・呼吸器医療の発展と実績

医療機関・医師団の果たしてきた役割

第3章　被告側「症例検討」の特徴

被告企業医師証人の果たした役割

「症例検討」の特徴

第4章　被告企業「症例検討」への反論

気管支喘息について

慢性気管支炎について

肺気腫について

「老化現象」の無制限な拡大

第5章　全面解決で「医学論争」の果たした役割

一時判決は医学論争をどのように判断したか

全面解決の持つ意味

第6章　支援の運動

原告・患者を支え、「医学論争」の医師団を互いに励ましあった支援の運動

裁判の勝利について思うこと

おわりに　今後の地域医療の課題

編集を終わって

資料

1　和解関連資料

（1）広島高裁岡山支部・第12回口頭弁論調書（和解）

（2）岡山地裁・第46回口頭弁論調書（和解）

（3）和解にあたって原告団等の声明

（4）和解にあたって原告主治医団声明

（5）和解にあたって倉敷医療生協常務理事会声明

（6）和解にあたって被告側声明

2　第一次判決にあたって原告団等の声明

3　「症例検討」に対する主治医意見書（甲F305号証）

4　主治医補充意見書（甲F333号証）

5　第1回症例検討議事録（乙J1号証）

6　第2回症例検討議事録（乙J2号証）

7　第3回症例検討議事録（乙J3号証）

8　第4回症例検討議事録（乙J4号証）

9　第5回症例検討議事録（乙J5号証）

10　松岡健一あての中川米造書簡

11　「大気汚染疾病の現状と医療上の課題」松岡健一（『公害研究』9巻2号）

12　「経団連意見書の医学的誤診」松岡健一（『公害研究』11巻1号）

13　「倉敷公害裁判をめぐる『専門家』の役割」（『日本の科学者』1994年5月号）

14　「ぼくの公害裁判ノート」里見和彦講演

15　「倉敷公害裁判と私」道端達也講演

16　全国公害患者の会連合会ニュース（1994年4月20日）

17　年表・全国連合会結成10年の闘い

18　年表・全国連合会結成20年余の闘い