皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。

9月19日(火)、水島学講座(歴史編)第4回「本堂で聞く!連島地区の成り立ちについて ~宝嶋寺を中心に~」を開催しました。

参加者は、24名でした。

今回は、連島にある宝嶋寺を会場に、釋子哲定様(宝嶋寺 院家)にお話しをいただきました。

釋子様は、宝嶋寺の成り立ちから、連島の干拓の歴史、有名な寂厳和上のお話しや 仏教のしきたりなど幅広い分野のお話しを柔らかな口調でお話しいただきました。

連島は、古代吉備の穴海と呼ばれていた頃の海運の要衝だったというお話しや、宝嶋寺の伽藍配置が風水的に大変優れているというお話しは、地理的、歴史的に大変 興味深いお話しでした。

さらに、小堀遠州の作と伝わるお庭や本堂の内部、江戸幕府に天領として認められていた 関係で祀られている、代々の将軍の位牌も拝見することができました。

地域の歴史に加えて、普段見ることのできない所も拝見でき、参加者の皆さん 大満足の様子でした。

次回は、10月24日(火)、福田地区を中心に旧石器時代から古墳時代の水島について 倉敷埋蔵文化財センター藤原好二様にお話しいただきます。

当日参加もOKですが、資料準備の関係もありますので、関心のある方は、 ぜひお早めにお申し込みをお願いいたします。

(申込先)  お名前、住所、ご連絡先(電話番号)、ご所属、参加希望回をご記入の上、 みずしま財団までFAXかメールでお申し込みください。