2017年3月11日(土)地域を紹介するインタープリター講座を開催しました。
講師は、嵯峨創平さん(岐阜県立森林文化アカデミー教授)と、岡亜希子さん(NPO法人体験学習研究会プログラムコーディネーター)のお二人をお招きしました。
インタープリターとは直訳すれば通訳のこと。環境学習の場では、自然・文化・歴史(遺産)をわかりやすく人々に伝えること。
原則として、重要なポイント「発見したことは教えられる」自分自身の発見・気づきを大事にすることを嵯峨さんから教えてもらいました。
岡さんからは、中高生とつながるためにはと題したレクチャーで、
ご自身の経験からの説得力ある内容でした。
今回の講座は、まずはみずしま財団塩飽研究員の話ぶりを聞いて、
そののちに自分たちも話す体験をするというもの。
1つのトピックスを2人で担当し、それぞれのチームで体験。
他者からの質問もいただきながら、改善していくというもの。
フィールドワーク(下見)と、メッセージ(到達目標)と、シナリオ(要点)の準備が必要。土地に結び付いた記憶やそこに暮らす人ならではのエピソードがあることが大事とのことです。
一度完成しても、実施してみて、また直していくのがいいそうです。
学び深い講座でした。
後日、複数の参加者のかたから、「これはとてもよかった」とお声掛けいただきました。
講師のお二人と関係者のみなさまに感謝!!の講座でした。
※倉敷市環境学習センター登録団体連携講座としての実施