20年前の1996年12月26日、倉敷公害訴訟の和解が成立しました。

倉敷公害訴訟和解20周年記念事業の一環として、

『倉敷市公害患者と家族の会の軌跡と経験』を12月22日に発行しました。

執筆者は、杏林大学 江頭説子先生です。

江頭先生は、労働・産業社会学、地域社会学がご専門で、

法政大学大原社会問題研究所ワーキンググループの一員として、2010年3月より水島に調査に来られ、研究を続けてこられました。

難治性ぜん息児童がかよった「あおぞら学園」の卒業生のヒアリングを学生と実施したり、

公害患者さんに生活史の聞き取り調査をおこなっています。

2016年2月には御茶の水書房より、

『サスティナブルな地域と経済の構想-岡山県倉敷市を中心に-』において、

「倉敷市水島地域の公害被害の経験-倉敷公害訴訟の経験、公害被害者の生活、公害への想い・メッセージ-」を

執筆されています。

今回はさらに、変遷がわかる形でのまとめをされています。

ご希望のかたは、みずしま財団まで、お問い合わせください。

【 みずしま財団 】 電話 086-440-0121 webmaster@mizushima-f.or.jp