今年度、みずしま財団では、倉敷市における海底ゴミ問題への取り組みを進めるために、

今年度「ひと、輝くまち 倉敷。」市民企画提案事業により、

回収・処理の体制を検討するための実態把握調査・漁協への聞き取り調査などを行ってきました。

その集大成ともいえるシンポジウムを2月24日(土)、倉敷市芸文館を会場に開催しました。

調査結果の報告と市民への情報発信を行うためにおこなったこのシンポジウムでは、

磯部作教授(日本福祉大学)をコーディネーターに迎え、

漁業関係者3名、倉敷市職員の方、そしてみずしま財団研究員が、

倉敷の海の現状と課題、さらに海底ゴミ問題への取り組みや、

その解決にむけた方策についての報告し、活発な議論がおこなわれました。

参加者約50名。

翌25日(日)には、オプションツアー『船に乗って見に行こう!』を黒崎漁協の協力の下、開催しました。
19名(小中学生5名含む)の参加をいただき、底曳網漁業体験・海底ゴミ見学をしました。

船の上では、底曳網にかかった魚介類とゴミを分ける作業をしました。

結果、魚介類とほぼ同じ体積のゴミが出ました。

また海底ゴミは日常生活から出るものが大半であり、

自分たちの生活と無関係ではないことを体感したのではないでしょうか?

また、ヘドロ化がかなり進んでいることも確認できました。

倉敷の海の現状について、楽しく体験していただけたのではないでしょうか!?

参加者の皆さん、お疲れ様でした。