皆さんこんにちは。理事・研究員の塩飽です。
7月24日(日)に、「海と日本プロジェクト 海をもっと知ろう!」(漁業体験)を
開催しました。
普段あまり見ることのない漁業を体験することで、海と私たちの
暮らしとの関わり、そして海ごみの問題を知ってもらうことを目的に開催しました。
参加者は、親子13組(38名)でした。
当日は、寄島三郎島漁港に集合し、簡単な注意事項等の説明を
行った後、早速3隻の漁船に乗りこみました。
今回は、小型底曳網漁業を体験してもらいました。
なかなか見ることのできない漁業の現場に、参加者の皆さんは興味津々でした。
網を漁師さんが空けると、シロシタビラメ(ゲタ)やシャコ、
イシモチなどの魚やカニ、エビなどが出てきました。
参加者は、それらを選り分ける体験をしていただきました。
漁業体験後は、浅口市ふれあい交流館サンパレアに移動して、
瀬戸内の幸を活かしたお弁当を食べました。
食後は、福田富男先生(吉備国際大学)によるお魚の解説がありました。
ヒラメは、生まれてすぐは普通の魚と同じように体の左右に眼があるという
お話しやワタリガニの説明などを熱心に聞いていました。
その後は、塩飽から海底ごみの測定をしたり、海ごみの問題の
解説などを行いました。
最後は、今日の体験で感じたことや気づいたことを
大切な人に届けようということで、絵手紙づくりを行いました。
中にはとれた魚をスケッチしながら絵手紙を作成する子どもさんもいて
皆さん一生懸命思いを込めて描いていただきました。
とても素敵な作品ができました。
漁業体験や、絵手紙を通じて海に関心を持ってくれる人が
たくさん増えることを願っています。
※本イベントは、日本財団「海と日本プロジェクト2016」の一環として開催しました。