皆さんこんにちは、理事・研究員の塩飽です。

2月13日(土)、大原美術館で「美術館で考えよう!
~持続可能な環境とは~」を開催しました。

最初は、案内人である前田芳男先生(岡山大学地域総合研究センター 准教授)から
オリエンテーション。

ここで、初めて出会った人たちが絵を見ながら自由にお話をする練習を
しましたが、ここで一気にみなさん打ち解けた様子でした。

その後、大原美術館に移動し、イブニングツアーということで、私たちだけで
貸し切りで展示作品を見て回りました。

その中で参加者は、「風車のエコなエネルギーと化石燃料の汽船の対比が面白い」とか、
地獄は植物も生えていないが、天国は様々な植物や花や動物がいて生物多様性を感じる」
といったESD(持続可能な開発のための教育)につながる感想がのべられていました。

また、ESDにとらわれることなく、自由な発想でも美術作品について
話し合いました。

その他には、学芸員さんによる詳しい解説により新たな気付きが合ったり、
とても贅沢な時間を過ごすことができました。

最後に、美術館内のアトリウムでふりかえりをしました。
美術作品を見ながらESDを考えるのは、なかなか難しいところもあったようですが、
参加者の皆さんそれぞれに気づきがあり、ESDについて考えるきっかけになるとともに
学びになったのではないかと思います。

当日の美術館内での様子については、追ってご紹介をしたいと思います。

※本イベントは、平成27年度社会教育施設におけるESD普及促進業務として
開催しました。