こんにちは。みずしま財団研究員の塩飽です。
9月16日(水)に、今年度第4回目となる川崎医科大学 見学実習の
受入を行いました。今回は、31名が水島に来られました
今回も、鴨ヶ辻山の展望台から水島を眺望しながら開発の歴史と地理的・気象的条件により
大気汚染公害が深刻化したということなどをお話ししました。
あさがお会館では、公害患者さんにお話しをいただきましたが、やはり当事者のお話しには
皆さん真剣に聞き入っています。
医療従事者からのお話しということで、総合病院水島協同病院院長の里見和彦先生に
お話をいただき、公害裁判に果たした医療関係者の役割について、
なぜ裁判に関わることになったのか、裁判の中での医学論争など、
かなり深いところまでお話しいただ来ました。
本実習を通じて学んだ医学生さんが病気とその背景にある地域との関わりに向き合って
治療に取り組むお医者さんになってくれることを願っています。
次回、今年度最終回となる第5回目の研修は、9月30日(水)です。
(写真は、後日アップします)