皆さんこんにちは。研究員の塩飽です。

8月4日(火)は、岡山県高校生社会問題研究連絡協議会(高社研)備中地区の
フィールドワーク研修の受け入れを行いました。
本研修は、8月3~5日の3日連続研修で、3日は亀島山地下工場など
平和学習の研修だったそうです。

2日目は、水島で公害と環境問題についての学習ということで、
当財団が受け入れを行いました。
参加者は、高校生が6名、教員4名の10名でした。

研修の最初は、水島の開発と公害の歴史についてのレクチャー、
その後、患者さんとの懇談を行いました。

懇談の後は、鴨ヶ辻山から水島コンビナートを眺望し
実際に地理的な状況を見てもらいながら、
水島の公害と地域との関係についてさらに深めました。

公害について学んだあとは、地域の再生の取組みということで、
八間川での取り組みや、協働による環境学習を通じた地域活性化の取り組み
などを説明しました。

昼食をミルクラウンでいただきながら、”水島盛り上げ隊”として
まちの活性化に取り組む尾崎勝也さんにもお話を伺いしました。

その後は、JFEスチール西日本製鉄所を見学したのち、
倉敷市環境学習センターで主体間コミュニケーションについてのレクチャーと、
ふりかえりとまとめを行いました。

非常に盛りだくさんの内容でしたが、未来を担う高校生の皆さんにとって
この日の学びが将来のどこかで活かされることを願っています。