皆さんこんにちは。研究員の塩飽です。
心配された天候も何とか持ちこたえ、第57回目となる八間川調査を
6月27日(土)に開催しました。
一般の参加者は9名でしたが、親子連れから大学生、まちづくりに取り組む
方などバラエティーに富んだ内容でした。
先日までの雨にもかかわらず、それほど増水しておらず、
水深は30㎝程度でした。
まずはCODパックテストを環境学習センターの職員の方の
指導の下に行いましたが、工業排水路側が5~10、
農業排水路側が10~13と工業排水路側の方が今日はきれいでした。
田賀先生による生きもの採取にあたっての注意説明

生きもの観察では、8種類の魚類と貝類が5種類、水草が3種類の他、
アメリカザリガニ、オタマジャクシ、ヤゴなどが見つかりました。

中でも、今回の目玉は約60㎝のコイとナマズ、そして約40㎝の
ミシシッピアカミミガメといった大物が3種類もとれたことでした。
雨で水量が増えた時に上流まで上っていたのかもしれませんね。
参加者はみんな大きな魚や亀に夢中でした。
また、予想よりも種類は少なめでしたが、メダカなどの個体数は多かったと思います。
後半は、東川町公民館で「倉敷の水辺環境」について、
環境学習センターの中尾優氏からお話をいただきました。
八間川の生きものしらべを通じて水辺の環境と
私たちの暮らしを考える時間となりました。
次回調査は、8月22日(土)。
お申し込み締め切りは、7月9日までとなっておりますので、
ご関心のある方はお早めにお申し込みください。