11月2日(日)に干潟の生きもの観察会を開催した高梁川河口干潟で
倉敷市立連島南小学校の3年生がハクセンシオマネキの保護移動を

するということで、見学をしてきました。

潮入川遊水地から高梁川への排水樋門が作られるということで、
その工事で棲み場がなくなる貴重種のハクセンシオマネキを
安全なところに移動させようというもので、保護移動に合わせて
地域の小学生に自然環境や生物多様性についても学んでもらうことが
目的で開催されたものです。

国土交通省岡山河川事務所と倉敷市の共催で開催されたものでした。

近くの子どもたちですが、普段河口干潟にくることはあまりないようで、

楽しみながら、一生懸命砂地を掘っていたのが印象的でした。

排水樋門によって、干潟がなくなるのではないかと心配しましたが、
常時排水ではないために、大きな影響はないようで、ほっとしました。

今日は、かなり気温が下がったためにハクセンシオマネキはほとんど
見つからなかったようですが、子どもさんたちにとって
こういう機会はとても大事だと改めて思いました。