本日、川崎医科大学の医学・医療ユニット科目の見学実習の受け入れ
第5回目でした。
24名の参加(引率1名含む)でした。
本見学実習では、鴨ヶ辻山での現地見学の後、
公害患者さんによる当時の様子や公害病の苦しさなどについてのお話、
公害医療に携わった医師によるお話といった内容になっています。
特に公害の当事者である患者さんのお話は、毎回学生さんたちにとって、普段経験できない体験として強く印象に残っているようです。
また、医療従事者から直接お話を聞くことが
できるのも、この水島での学びの特徴です。
今回は、公害医療に加えて現在取り組んでいる環境保健の取組み
(地域医療機関と連携したCOPD早期発見・治療の取組み)に
ついてもお話がありました。
講演をする里見和彦医師(水島協同病院院長)
毎回参加してくれる学生さんたちが、水島地域の経験を基に、
病気とその背景にある地域との関わりなどに向き合って治療に取り組む
お医者さんになることを願っています。
本見学実習は、来年度も継続予定です。