2014年6月4日水曜日、
川崎医科大学4回生22名と先生が、見学実習にこられました。
みずしま財団スタッフによるフィールドワークと、
公害患者さん・公害医療に携わった医師との懇談が内容です。

いつもバスのなかで解説を担当する塩飽研究員が、

東京出張(総行動)なので、藤原が久しぶりに担当しました。
鴨が辻での展望では、あいにくの雨でした。

それでも、全体を見て、考える上では欠かせない場所で、

緩衝緑地帯を山の上から見ると、あまりにも細いグリーンベルト・・・
には学生さんたちも感じるところがあったようです。

今回お話しいただいた公害患者さんからは、

私自身もはじめて聞くお話もありました。
「つらい思いをしたことを思い出した・・・」
裁判の時にいわれたつらいことを思い出されたようです。
それでも、
「患者さんのこのお話をみなさんが医師になった時に活かしてほしい」
それは、
患者さんの生活背景や地域を想定して
診断や治療に活かしていただけるように、という思いがあります。

公害医療に携わった医師のお話も熱心に聞いてくれました。

病気が社会とかかわっていることを理解できる医師に。

医学生4回生のみなさんたち、ありがとう。

患者さんの思いが伝わった見学実習となりました。

写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい!