1996年12月26日倉敷公害訴訟の和解を記念して、
毎年、この時期に行っている、講演会&クリスマスコンサート。
今年は、40年をふりかえって、語り合う座談会としました。
  日時:2013年12月23日(月・祝) 場所:水島協同病院2階講堂
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1972年に倉敷市公害病友の会として、発足。(のちに倉敷市公害患者と家族の会)
患者同士がたすけあい、病気について学習する会を当初開いていました。
「大気汚染公害をなんとしてもなくす」として運動を展開、社会へ働きかけました。
司法に訴え、1983年に提訴・1994年判決・1996年和解という歴史があります。
40年の歩みを一冊にまとめた、『倉敷市公害患者と家族の会40周年を迎えて』が、
このたび、記念誌として、手記・写真・年表でまとめられました。
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記念誌の「はじめに」をご担当された松岡健一先生(水島協同病院名誉院長)からは、「公害患者会はほかの病気の患者会とことなり、明るいイメージがある。それは、共通の目的を持っていたから。「子や孫に同じ苦しみを味あわせたくない」とたたかった経験という財産を患者さんは持っている。ぜひ、語り部として後世に貴重な記録を残してほしい。」と語られました。
参加者からは当時の記憶と一緒に、果たしてきた役割や今後への期待が語られました。
コンサートでは、演奏者が、音楽を楽しみながら演奏している笑顔がみえました。
コレルリ クリスマス協奏曲
ビバルディ 四季から、冬 第二楽章”暖炉”
親しみやすいクリスマスソングをはじめ、
あまちゃん
八重の桜
夜明けのスキャット
星に願いを
上を向いて歩こう
口ずさむ声も聞こえます。
最後は、やっぱり?! アンコールで、情熱大陸

 

1年を締めくくる、すてきな時間となりました。