エコな交通手段で地域の環境や歴史を学ぶ旅「エコ遠足」を9月23日(月・祝)に開催しました。

今回は、ちょうど今が旬のミズアオイの見学と、児島にある倉敷市のリサイクル施設「クルクルセンター」の見学を行いました。

朝9時、集合場所の倉敷駅改札口前には、6名の参加者が集まり、当日のスケジュールや注意事項等の説明を行いました。

今回は、バスでの移動がメインということで、倉敷駅から児島駅行の下電バスに乗り込みます。

バスは15分ほどで、ミズアオイの自生地のそばにある「小瀬戸」停留所へ。

今年は、バッタによる食害により大きな被害を受けたという事で心配していましたが、何とか難を逃れた4株ほどのミズアオイを観察することができました。
逆境にもめげずに可憐な花を咲かせるミズアオイに、感慨もひとしおでした。

その後、再びバスに乗り、児島駅へ。

児島駅では、観光案内所でレンタサイクルを借りて、クルクルセンターに移動しました。

お天気も良く、海からのさわやかな風に吹かれて、自転車の旅もとっても気持ちよかったです。

クルクルセンターでは、所長の藤原さんに施設の設立の経緯から現在取り組まれている講座の内容、バイオディーゼルの取り組みまで実際に施設を見学しながら詳しく解説をしていただきました。
クルクルセンターは、平成16年に児島環境センターとともに完成し、講座等によるリサイクルの普及啓発に取り組んでいます。(塩飽も、この9月7日に「海ごみアクセサリーづくり講座」で、講師を務めさせていただきました)

バイオディーゼルは、市内から集められた廃食油を精製して、ゴミ収集車など7台の公用車がバイオ燃料で運行されているそうです。
これらの車は、100%バイオ燃料で運行されているということで、排ガスはクリーンで、天ぷらのようなにおいが特徴的でした。

また、藤原所長さんには、参加者からの質問にも丁寧に答えていただいて、一同しっかり勉強になりました。
最後は、クルクルセンターでお弁当を食べながら交流タイム。
帰りのバスの中でも、みなさん和気あいあいとお話しに花が咲き、とっても楽しく、勉強になった1日でした。