6月30日(日)に、第53回目となる八間川調査を行いました。
梅雨の合間の、ちょっと微妙なお天気でしたが、暑くも無くちょうどよかったです。
参加者は、初参加の方もおられて、15名(スタッフ含む)でした。
まず、いつものように東川町公民館で開会と、当日のスケジュール等の確認をしました。
その後、大根洗い場に移動して、倉敷市環境学習センター職員の岡本さんに指導をしていただきながら、CODパックテストを使った水質調査をしました。
水温は、23度でしたが、とてもひんやりして気持ちよく、流れも結構あったのですが、水質は農業排水路側が10くらいで、工業廃水路側が8くらいと、ちょっと高めでした。
水質調査の後は、田賀先生に魚のとり方のポイントを解説していただき、みんなでコツをつかんだところで川に入りました。
この日は、数日前の大雨で流されたのか、水量が少なかったためか、魚は4種類ほどでしたが、アメリカザリガニやカメにヤゴ、いくつかの種類の貝類など、たくさんの生き物を見つけることができました。
最初にアオダイショウが割り込んできて、皆びっくりしたり、途中で大きなナマズを見つけてみんなで追いかけたけど結局逃げられてしまったり、八間川という身近な自然を皆さん満喫している様子でした。
見つかった生き物は、田賀先生にしっかりと解説をしていただきました。
今日の参加者には、とっても生きものに詳しい子どもさんが参加してくれていて、すごい詳しい名前まで教えてくれたりして、びっくりしてしまいました。
その後、公民館に移動し、少しお勉強の時間。
まずは、再び登場の岡本さんに倉敷市内の水辺環境についてということで、市内での水質の測定ポイントのお話や、CODの値の意味などについてお話しいただきました。
また、財団理事の白井先生に、エコロジカルフットプリントのお話もしていただきました。
子どもさんが、楽しく自然とふれあえる空間である八間川の大切さを改めて感じる調査となりました。
次回は8月を予定しています。
また日程が決まり次第、本ブログ上でご案内します。