2003年から始まった「環境月間における倉敷市との懇談会」は、今年で11回目を迎えました。
昨年より、ワークショップ形式で開催していますが、今年は学びの要素も加えようということで、講演会&ワールドカフェという内容で6月17日(月)に開催しました。

当日は、32名(市民20名、行政12名)の参加者でした。

最初に、倉敷市環境学習センター所長 澁谷義雄氏による開会のあいさつがあり、その後、「環境月間における倉敷市との懇談会」の10年の歩みのふりかえりと当日のスケジュール紹介をみずしま財団 藤原事務局長が行いました。

今回は、2部構成で、前半は講師の船木成記氏による「環境・つながり・マチづくりのススメ」と題した講演があり、現在顧問を務めている尼崎市でのシティプロモーションやソーシャルマーケティングに関するお話から、共感を得るための情報発信に必要なコミュニケーションについてお話しいただきました。

「広告とラブレターは相当近い」、「受信者発送」、「会議やミーティングは、お互いを聴き合う場」など、いくつかのキーワードがでてきました。

その後、参加者に関心の高かったワールドカフェを、船木さんの進行で行いました。
ワールドカフェは、ワークショップの一つの形式で、参加者が席を入れ替ることにより、全員参加型で意見交流ができるものでした。

テーマは、「環境・連携・倉敷(水島)の未来のために、私たちは何をするべきか?」
今回は7つのグループに分かれて、ワークを行いました。
少し大きなテーマでしたが、席を移動するごとに新しい意見が出てきて、皆さん忙しいながらも、楽しくコミュニケーションができていました。

最後は、グループごとに結果を発表。
環境学習センターの活用や、地域での学びなど様々な意見が出されました。

今回は、特に結論をまとめるというわけではありませんでしたが、様々な分野の人々が交流し、連携をするきっかけになったと思います。

講師の船木先生、そして参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!