ゴールデンウィークの真っ只中ではありますが、ラジオ番組にお休みはないということで、今週も「みみみみずしま財団エコラボMonday」でお話をしてきました。(大谷さんもお疲れ様です・・・)

さて、帰省や行楽といえば、やはり車で移動されるという方が多いのではないかと思いますが、今週はバイオ燃料についてのお話をしてきました。

先日、4月27日から首都圏を中心にバイオ燃料の販売が始まったというニュースが流れていましたね。これは、従来のガソリンにトウモロコシやサトウキビを原料に生成されたエタノールを混合したものが、実際にガソリンスタンドなどで給油できるようになったというものです。このバイオ燃料は、原料が植物由来ということで,温暖化の原因といわれる二酸化炭素の排出抑制、有害化学物質の減少などに効果があるといわれています。

ただ、今回販売される燃料に実質的に含まれるバイオ燃料は3%程度ということで、まだごくわずかとなっています(ブラジルなどでは、20〜25%混合されているそうです)。これには、水分の混入を防ぐためとか、石油業界との関係などが理由としてあるそうで、これからの課題でもあります。
また、このバイオ燃料がにわかに注目されてきたことで、本来食料となるべきトウモロコシが、燃料にされてしまったためにメキシコでは大規模なデモなども起こっているようです。その他にも、果樹園がトウモロコシ、サトウキビ畑に変えられ、オレンジなどが不足して価格が上昇するといった影響も見られています。

確かに環境にはいいのかも知れませんが、世界には食糧不足で飢餓状態の人々も多くいるわけで、そういったところとの兼ね合いをどうするのか、またかつてのマングローブ林をエビの養殖場にしたというような、無秩序な開発につながることも懸念されます。
そもそもは、燃料を極力使わないライフスタイルというものを考えることが大切なのではないでしょうか?

しわく