環境の日です。

■なぜ?
今から35年前、1972年6月5日から2週間、スウェーデンのストックホルムで「国際人間環境会議」が開催されました。これは、環境問題におけるはじめての国際会議でした。
この会議に参加していた日本の代表は、この会議の開催を記念して、毎年6月5日からの1週間を「世界環境週間」とすることを提唱しました。国連はこの提唱をうけ、毎年6月5日を「世界環境デー」と定めました。そして、世界各国では環境に関するさまざまな行事が行われるようになりました。

■日本では?
環境庁(現:環境省)が中心になってよびかけ、昭和48年から平成2年までは6月5日からの1週間を「環境週間」としていましたが、平成3年からは期間を拡大し、6月の1ヶ月間を「環境月間」と設定しました。
「環境の日」および「環境月間」には、国や地方自治体はもとより、NGOや企業などによって、環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするためのさまざまな行事・活動が実施されています。
倉敷市でも、さまざまな行事が行われています。広報くらしき6月号では、環境月間を特集しており、その中で今年度の行事を紹介しています。

■みずしま財団では?
こうした環境月間の趣旨に合わせて、「環境月間における倉敷市との懇談会」を企画し、開催しています。これは2003年から開催しており、今年で5回目ですが、倉敷市内で環境について活動を行っている団体・個人が集まり倉敷市と環境について懇談を行うという会です。

今年は6月28日(木)に開催します。

毎年6月の懇談会の開催に向けて、月1回、環境問題に関心のある団体や市民の皆さんと一緒に環境問題や倉敷市の環境政策などについて勉強し、懇談内容を相談したり、懇談会のふりかえりをしたりする会を開催しています。

「環境月間における倉敷市との懇談会」に参加したいという方は、まずこの準備会にご参加いただければと思います。次回の準備会は下記の通り開催します。

●日時:5月31日(木)13:30−15:30
●場所:倉敷市健康福祉プラザ3F 工芸室
●内容:懇談内容の相談など

ぜひご参加ください。

■少し話題が変わりますが、〆切迫る「倉敷市都市計画マスタープラン(素案)」に対するパブリックコメントを出しましょう!
現在、倉敷市では、20年後の将来像とまちづくりの方針を示した非常に重要な計画である都市計画マスタープランの素案に対するパブリックコメントを募集しています(5月1日〜6月7日)。

■まずは素案を手に入れなくては・・・。
素案は倉敷市都市計画課のHPから入手できます。
素案:http://www.city.kurashiki.okayama.jp/kenkei/masu-soann.pdf

また、本庁都市計画課、各支所の建設担当部署でみることもできます(〜5月31日)。

倉敷市全体のまちづくりの方針だけでなく、身近な地域別・地区別の方針も示されています。
身近な地域で、どのような方針でまちづくりが計画され、進められるのか。
日数はあまりありませんが、素案を手に入れて、意見を出しましょう。

なにわだ(ちなみに6月5日は熱気球記念日でもあります。1783年、フランスのモンゴルフィエ兄弟が熱気球の無人での飛行実験に成功した事を記念。フランスなのにモンゴルです。 )