6月17日(日)に、第35回八間川調査がありました。

心配されていた天気も無事晴れて、いつも通り調査を行うことができました。
参加者は17名。うち、お子さんがなんと8名。にぎやかな調査となりました。

梅雨に入ったとはいえ、雨がなかなか降らないので、水量が少なく、全体的に水質はよくありませんでした。

川に入って行った生き物調査では、カダヤシ、フナなどの魚、ザリガニ、ヤゴ、アメンボ、タニシ、カワニナ、水草などが見つかりました。ただ、いつもに比べると少なかったような気がしますが、子どもたちは、それを皆で分けてうれしそうにもって帰っていました。大切に育ててくれるかな!?

調査が終わってから公民館でまとめをして、いつもならお昼前で終わりなのですが・・・。

今回はオプション調査がお昼からありました。
『八間川(工業排水路側)の源流を訪ねてみよう!』ということで、自転車で上流まで上っていき、源流を確かめてに行きました。

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「八間川はどこから・どこを通って・どのように流れてくるのか?」

八間川はゴボウ畑、工場、住宅(古い文化住宅から新しいコーポまで)、商業施設が混在しているようなところを流れています。そのため、それぞれの排水が流れ込むように側面から管が出ています。

また、住宅が密集しているようなところでは、ゴミステーションが八間川の上に設置されていました。

さらに、八間川沿いはただ道路に挟まれているだけのところから、両側にビワの木が生い茂っているところまでいろんな表情があることもわかりました。

そして、上っていくと、途中で(市民球場付近)で地下にもぐりました。ここからは暗渠になっています。
これは、クラレの倉敷工場(酒津)につながっています。
クラレは地下水をポンプでくみ上げ、排水を八間川に流しています。

ということは、ポンプでくみ上げているところが源流!

そのポンプは酒津公園の中に3つあります。木々が周辺を取り囲んでいますので、すぐにはわかりませんが、木々の間から覗き込むとポンプが見えます。機会がありましたら、ぜひ見に行ってください。ここが八間川(工業排水路側)の源流です。

「着いたあ。」注意深く見ながら源流まで行ったので、約2時間30分かかりました。

さて、「源流を訪ねるツアー」はもう1回あります。そう次回は農業排水路側。一体どこから・どんなところを流れてくるのでしょうか。

次回調査は8月。詳細はまたご案内します。

なにわだ(17日の昼と夜のNHKニュースで八間川調査が取り上げられ、調査の様子が報道されましたが、後頭部のみ映っていました・・・。子どもが楽しそうに調査をしている様子が出ていて、八間川調査っていいなあって改めて思いました。)