2012年11月27日(火)倉敷市保健所にて、

保健師・包括支援センター職員の方向けに、

COPD予防のための講習会を行いました。

呼吸リハビリテーションは、本来は薬物療法と併用するのがベスト。

技術や知識が世の中に浸透していない現実があります。

長崎大学の千住秀明先生は、

・COPDの患者の苦しさ(朝日新聞掲載「患者を生きる」)

・COPD(慢性閉塞性肺疾患):動作時の呼吸困難

・呼吸リハビリテーション

・呼吸リハビリテーションの長崎での取り組み

をわかりやすく、お話しされました。

参加者のみなさんのうなづきながら、聞く様子が印象的でした。

息切れが重症化した4~5割 不安やうつがでてくる。

ある患者さんは、

呼吸ができないとき、

「死ぬかもしれない」とパニックになったが、

肺気腫もリハビリすれば大丈夫ということばをきいて、

目の前が一気に開けた。

と語ったそうです。

呼吸はいのちに直結。

だからこそ、「安心して息が出来ないと」不安やうつにつながるのですね。

そして、呼吸リハビリテーションには、

希望を感じます。

世の中に、リハビリテーションは、整形外科だけじゃないよ~

呼吸器もリハビリできるよ~

とよびかけていきたいです!