今回の講演会では、旧第一種公害認定地域の倉敷市において、気管支喘息やCOPDの早期診断・早期治療及び患者の自己管理能力の向上を目的とした包括的呼吸器ケアやリハビリテーションのあり方について考え、地域における医療連携の方向性について共有し今後の課題を探ります。

日時:平成20年3月6日(木)
午後6時30分〜8時30分(受付:午後6時〜)
場所:くらしき健康福祉プラザ201号室(〒710-0834倉敷市笹沖180)
対象:気管支喘息・COPDの治療指導等に携わる医療従事者、関心のある一般市民
定員:50名、参加費:無料
申込み:申込用紙と同様の内容をご記入の上、郵送・FAXおよび同様の内容をメールか電話で、3月3日(月)までにお申し込みください。(下記参照)

*みずしま財団は、この講座の共催団体です。


【概要】
公害認定疾病である気管支喘息や慢性気管支炎・肺気腫(COPD・慢性閉塞性肺疾患)は、軽症から最重症、安定期から急性期まで診療範囲が広く、日常的な継続治療と同時に急性増悪時における対応も求められることから、患者の状態に適して組み合わせた、総合的・包括的な医療やリハビリテーションを提供する治療が効果的だと考えられています。
患者の息苦しさをやわらげ、生活機能を維持・回復し、より療養生活の質を高めるためには、臨床において、質の高いケアやリハビリテーションを幅広く継続的に提供することが必要であり、公害認定患者のプライマリケアを担う主治医(かかりつけ医) と、 地域における公害認定患者のニーズに多角的な視点から応じる基幹病院や専門医療機関との連携が重要になってきています。
今回の講演会では、旧第一種公害認定地域の倉敷市において、気管支喘息やCOPDの早期診断・早期治療及び患者の自己管理能力の向上を目的とした包括的呼吸器ケアやリハビリテーションのあり方について考え、地域における医療連携の方向性について共有し今後の課題を探ります。


【プログラム】
18:00   受付
18:30   開会
18:40   <基調講演>
「慢性呼吸器疾患のプライマリケアと地域医療」
千住秀明先生(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)
19:10    <特別報告>
「開業医における気管支喘息・COPDのプライマリケア」
守屋 修先生(守屋おさむクリニック院長)
19:30    <実践報告>
「公害認定患者を対象とした包括的呼吸器ケアプログラム−その効果と課題−」
里見和彦先生(倉敷医療生活協同組合総合病院水島協同病院院長)
19:55    <総合討論>
座長:難波一弘先生(医療法人以心会難波医院院長)
20:30   閉会


主催:財団法人公害地域再生センター
共催:倉敷胸部疾患懇話会、財団法人水島地域環境再生財団
後援:社団法人岡山県医師会、社団法人倉敷医師会、倉敷胸部疾患懇話会、岡山県呼吸療法士協会

この講演会は、社団法人岡山県医師会認定生涯教育講座3単位の講座です。
*この講演会は「平成19年度高齢認定患者リハビリテーションプログラムの開発に関する調査研究」の一環として開催します。


【申込み】
下記内容を、送・FAXおよび同様の内容をメールか電話で、3月3日(月)までにお申し込みください。
申込み先:みずしま財団 メール:webmaster@mizushima-f.or.jp  ファックス番号:086−446−4620*お名前(ふりがな)
*連絡先(住所・電話)
*ご所属
*ご意見・ご質問


主催・問い合わせ先
(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
担当:矢羽田、鎗山
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル4階
電話:06-6475-8885/FAX:06-6478-5885
E-mail:yahata@aozora.or.jp共催・参加申込先
(財)水島地域環境再生財団 (みずしま財団) 担当:白神
〒712-8034 倉敷市水島西栄町13-23
電話:086-440-0121/FAX:086-446-4620
E-mail:webmaster@mizushima-f.or.jp