「いのちを削って起ちあがった公害患者と支援した住民、医師、弁護士、学者・研究者、諸団体の人たちによる長期にわたるたたかい等々−
人間が人間らしく生きていくためにたたかった壮大な人間ドラマを構成に残すことによって、公害環境問題を考えてもらいたいのです」
西淀川公害患者と家族の会から、「西淀川公害を語る」という本が出版されました。
5月10日(土)に、この出版記念会があり、参加させていただきました。
参加して、皆さんのお話を伺って、水島でも、この公害問題に取り組んできた人々のことをきちんと伝えていかなければと改めて思いました。
ちなみに
この本の語り部として登場している森脇君雄さんは、岡山県有漢町の出身で、
「公害と闘い環境再生の夢を」と宮本憲一先生の字が記された記念碑(西淀川のあおぞら苑の前)の石は有漢町の石を大阪まで運んでいったそうです。
この本のカラー写真の中に、その記念碑の写真があるので、良かったご覧下さい。