2011年11月28日(月)エコ遠足 開催しました!

今回は第5回目。

今年は、3.11大震災、台風被害で心を痛め、深く考える年となりました。

そういうこともあって、今回のテーマは「環境と防災」

 

広江千人塚を最終目的地としました。

まずは、エコ遠足の恒例で、、現地までは公共交通に乗ります。

9:29出発~

水島駅に9:58着き、講師の三宅武人さんと合流。

 

岡山県の水島緑地 通称 緩衝緑地帯(100m道路)を歩きました。

公害防止事業団によって、公害防止のためにつくられています。

サクラ、イチョウなど紅葉していました!

利用者には出会いませんでしたが、管理のみなさんがきれいに

されていて、お話しを聞いたりしました。

 

福田公園にある水門2基のうち、1基は明治時代のもの。

みなさん、水門のしくみをしげしげと見つめながら、「こう回したんか~」と納得。

土地を把握するのに道路ではなく、「水の道」が大事だね・・・・

とみなさん、うなずくところでした。

いよいよ目的地である広江千人塚です。

明治17年8月25日、台風による高潮が満潮時刻とかさなり、

福田新田の堤防が切れ、干拓地に水島灘の海水があふれました。

500名を越える方がこの福田地区で犠牲となり、

身元がわからない256名を合葬したのが、この石碑です。

 

災害の模様と碑の建立の経過を解説した説明版には、

本当に悲しい地域の歴史が書かれていました。

 

それから127年後の今年、9月4日の台風12号では広江の二級河川砂川があふれ、

床上浸水したお宅もあったとのこと、過去の出来事だけではないことを知りました。

 

最後は、公共交通の路線バスに乗り、倉敷駅まで帰り、13:42到着後解散しました。

参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 

次回は、2012年の春を予定。

どこの地区を歩くか、乞うご期待下さい。

(ふじわら)