9月30日(金)に、高梁市立落合小学校の4年生(約50名)を対象に、「水島コンビナート環境体験ツアー」を開催しました。本ツアーは、岡山県備中県民局の主催で、みずしま財団が企画運営を担っています。

最初に、JFEスチール(株)西日本製鉄所倉敷地区の工場見学を行いましたが、児童たちは、真っ赤に熱せられた鉄が引き伸ばされていく様子に、かなり圧倒されたようでした。同時に、その時に大量に使われる高梁川の水が、90%以上再利用されているなど、環境にも配慮をされていることを学んでいました。

お昼には、玄米食堂元気屋さんの地元の食材を活かしたお弁当を食べ、地産地消の大切さについても学びました。

元気屋さんのお弁当

その後、瀬戸内海の環境体験として、水島港から観光船に乗っての瀬戸内海クルーズと、円板による透明度調査などを行いました。

透明度調査の様子

当日は、あいにくの雨と異常高潮により、残念ながら、予定していた六口島への上陸はできませんでしたが、県の天然記念物である象岩を海の上から観察したり、海ゴミについての学習も行いました。普段接する機会の少ない瀬戸内海の環境や、高梁川と海とのつながり、私たちの生活との関わりなど、多くのことを学んでもらえたのではないかと思います。

しわく