以前のブログでもご案内をました、記念すべき第50回八間川調査を8月7日(日)に開催しました。
当日は、まさしく真夏の暑さの中、19名の調査隊で八間川調査を行いました。

まず最初に、以前から要望のあった魚の捕り方講習を田賀先生にしていただきました。
この日のために、作っていただいた魚の模型を使って、手による追い込みから実際に漁などで使われる道具まで、詳しく解説していただきました。


その後、大根洗い場に移動しましたが、水草もたくさん生えていて、魚もちらほらと見えていたので、皆さん早速先生に教わった成果を見せるべく、教えていただいたやり方を試されていました。

エビはたくさん取れていましたが、魚はまだ小さいものが多かったですね。それでも、オイカワやタナゴ、ナマズ、スッポンにトンボなど、28種類の生き物と8種類の水草が確認できました。
また、川のゴミ拾いもしましたが、1時間ほどの間で、約6kgのゴミが回収されました。

大根洗い場での観察の後は、東川町公民館に移動して、休憩がてら、美味しいスイカをいただきました。

その後、50回記念スライドショー「八間川の生き物」(講師:田賀辰也先生)を開催しました。
これまでの八間川調査で見つかった生き物と、その特徴、生息環境などについてもお話をしていただきました。

全部で20種類以上の魚が八間川では確認されており、思ったよりは魚がいるんだと、驚かれた方もいました。また、もっとたくさん魚がいたという、昔のきれいな八間川に思いを馳せる方もいました。

1999年に始まった八間川調査も、当初参加していた子どもさんが今では立派な大人になっているというようなお話を伺うと、改めて12年という月日の長さを感じますね。同時に、最初からご参加いただいている調査隊の先生方に心から感謝いたします。

八間川の現状を調べる調査も、50回を一区切りとして、今後は年に1回、夏休みの開催の方向で考えています。
そして、今後は八間川を生きものが棲みやすく、人々が憩えるような親水空間にするための取り組みを検討したいと考えています。

ご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。今後とも、どうぞよろしくお願いします!

 

オマケ

恒例となりつつある(?)K君の家で飼われているスッポン君です。

お隣は今回の調査で発見された、今年生まれのスッポン。

いや~、随分成長しましたね~。

しわく