先月から始まった水島公民館主催の環境講座の第2回目「海の中はどうなっているの? ~海のゆりかごと海ゴミについて学ぼう~」を24日に行いまして、そのご報告です。

今回も参加者は、一般参加の方に加えて、公民館の職員の方が中心でしたが、少し前回と顔ぶれは変わっていました。

前回は、水島地域の公害の歴史と現在の環境についてお話をしましたが、

今回は瀬戸内海についてその景観や漁業の特徴、そして環境問題、

特に「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場と海ゴミの問題についてお話をしてきました。

倉敷に住んでいると、「瀬戸内海」という単語は普段よく耳にしますが、

その歴史や現状の環境問題などについては、まだまだご存じない方も多いと思います。

その大きな理由としては、沿岸部が埋め立てなどにより、人々が海と親しむことのできる条件がどんどんなくなっていることがあります。

そのため、こういった機会をいただいて、普段海にあまり触れる機会のない方に知っていただくことは大きな意味があると思います。

今回は、お話しが中心となりましたが、海底ごみの実物やビーチグラスを使ったアクセサリーなどを見せると、皆さん非常に興味をもたれていました

ですので、そういう実際に触れたり、体験できることも重要だと改めて思いました。

次回は、いよいよ最終回。

今、巷で話題(!?)のフードマイレージ買い物ゲームを実際に行います。

1回だけの参加も可能ですので、ご関心のある方はぜひお申し込みください。

「身近なことから学ぶ水島環境講座」

講 師/みずしま財団職員

日時:4~6月 第4火曜日 10:00~12:00

(4月26日(済)、5月24日(済)、6月28日)

回 数/3回(1回のみの参加も可)

定 員/30人

対 象/一般

受講料/無料

備 考/筆記用具持参

申込み・問合せ:水島公民館 (086)444-2541

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