5月21日(土)に、

瀬戸内市牛窓町「岡山県農林水産総合センター水産研究所」及び「西脇海岸」で開催された

「生物多様性の日記念ファミリープログラム」(主催:おかやま環境ネットワーク他)に、

講師として参加をしてきました。

まず、午前中は、

岡山県の水産課職員の方による

岡山県の水産業や海の環境と生物のつながりについての講義、

その後、センター内の施設見学がありました。

昼食を食べて、午後最初のプログラムとして、

西脇海岸で海ゴミのフィールドワーク、アマモとそこに棲む生きものの解説を行いました。

センター内の見学の様子

私が担当したのは、1時間程度でしたが、

きれいに思える海水浴場の海岸にも意外にゴミが多いこと、

それらが自分たちの生活から出てきたものが多くを占めていることに、

参加者も驚いた様子でした。

また、アマモの解説では、その中に棲むハゼやヒラメの稚魚、

オオワレカラなどの生きものにみんな興味津々の様子でした。

最後のお楽しみ、県の水産課職員の方による地引網では、

大きな魚はほとんどかかりませんでしたが、アマモ場を引いたということもあり、

スズキの稚魚やアイナメ、ヨウジウオなど多くの種類の魚が掛かっており、

こちらも皆さん大喜びでした。

水産課の職員さんによる解説

改めてアマモ場の豊かさ、大切さを実感したプログラムでした。

P.S 最後に、危険な生きものの紹介です。

写真は、オニオコゼといって、背びれに強烈な毒を持っています。

この顔を見たら、くれぐれも不用意に触らないようにしましょう!

しわく