「第3回日中NGOシンポジウム -環境教育をめぐって」

(主催:日本国際協力機構 中国事務所、中国国際経済技術交流中心)

に参加して、分科会では報告をしました。

 

ひきつづき、1日目の最後の部 全体会の報告です。

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午後の2つの分科会をうけて、1日目の最後は、再度全員が集まる全体会がおこなわれました。

まずは、それぞれの分科会の報告。

私のいた、自然体験型分科会の報告は、

朱恵雯 さんが(日中市民社会ネットワーク)

なさいました。

6つの報告から

・すべて、地域に根ざした活動であること

・地域の資源を活用した活動。足元からの活動があるんだということが、工業地帯での環境学習の報告で知った。

・アクション。意識をどうアクションにするのか。すぐに活動にうつしているパワーを感じた。

・ネットワーク。

といったキーワードで、とても的確にわかりやすく報告されました。

あの6つの報告を、そのようにわかりやすく分析できるのはすごいなぁと感心。

補足で、

広瀬敏通 さん(NPO法人日本エコツーリズムセンター)が、

「環境教育は横断的だけれども、セクションとしては横の連絡がない。

『すべて自然はつながっている。人の暮らしもつながっている』

違いやり方、考え方を仲間にするととてもいいのでは」というお話をなさいました。

もう一方の、学校・コミュニティの分科会は

諏訪哲郎さん(学習院大学教授)が報告されました。

・発表内容が多彩

・大変な熱気であったこと

がまず報告されました。

そして、

・手法はいろいろあるけれども、様々な手法を交流しあい、レパートリーを増やしていくこと

・手順を尽くすこと

・情熱・熱意

の重要性をお話になりました。

特に、手順を尽くすことについては

(1)環境の意識の浸透

(2)環境意識の普及

(3)道徳的形成・実践

(4)手本の人物・事例をたえず出す(バタフライ効果)

という、さんの報告内容を紹介。

「人をつくるのは教育の力、環境教育が重要だと改めて感じた」という言葉で締めくくりました。

補足として、

山本幹彦さん(NPO法人当別エコロジカルコミュニティー)が

・地域がベース

・地域の課題を解決するために、共感してもらって進めていくというのは同じだと感じたとお話になりました。

1日目のシンポジウムはこれで終了。

朝9時から18時までの盛りだくさんのプログラムの1日目でした。

その後、夕食時にも、参加者同士の交流がおこなわれていました。

私も、隣に座った中国で緑化活動をしているNPOの女性スタッフと

英語と中国語で交流。とはいえ、ほぼどちらの言語も最低限のあいさつ程度なので

最後には、絵を描いて意思疎通してました・・・。

疎通できたと思っているのは私だけかも・・・・。

 

2日目につづきます。