いよいよ、12月になりましたね。
ということで、エコらぼFriday今年最後のテーマは、「エコな年末」です。
年末は、いろいろ忙しいイベントごとや行事がありますが、それにまつわるエコなお話をしていきたいと考えています。

今月の第1弾は、年末といえば、そう「大掃除」ですね。今回のお話は、大掃除をテーマにしたお話をしてきました。

1.家庭から出るゴミの出し方
 大掃除といえば、これを機会に粗大ゴミなどを一気に処分しようと考えている人も多いのではないでしょうか?
ただ、倉敷市では、現在は粗大ゴミのステーション回収はされていなくて、自己搬入か戸別収集となっているのと、品目によって出し方も違い、注意が必要ですので、もう皆さんご存知かと思いますが、改めてご紹介しました。

【出し方について】
1)粗大ゴミとは
家具、自転車などの大型ゴミ(18l缶以上のもの)と、複合製品(簡単に分別できないもの)になります。
例)家具、自転車の他に、時計やアイロンなどの家電品、小型焼却炉など
ただし、エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機などの特定家電は、販売(購入)店へ。
消火器、ブロック、ピアノなどは、市の施設では処理できません。
2)出し方
戸別収集:電話予約で回収に来てくれます
収集3日前までに倉敷市粗大ごみ受付センター(435-5300)へ
処理は有料で、「粗大ゴミ処理券」をスーパー・コンビニ等で買う必要があります。
自己搬入:自分で処理施設に持ち込むことで、処理料が安くなります(半額~1/6)
倉敷、水島、児島、玉島の各環境センターか、水島清掃工場、西部清掃工場(燃やせる粗大ごみ)、東部埋立事業所(破砕する粗大ゴミ、埋立粗大ゴミ)となっています。

3)資源ごみ
10月から、資源ごみの回収が変わりましたよね。
一番大きなところでは、ペットボトルがステーションで回収されるようになったことでしょう。ちなみに、ペットボトルを回収して、中間処理をしている会社に聞いたところ、倉敷市から出されるペットボトルはきちんと処理がされているので、質が高いとほめられました。
あと、これまでは資源ごみ扱いでなかった、お酒や調味料の紙パックも資源ごみとして回収されるようになりました

皆さんも、大量にゴミの出るこの時期だからこそ、ゴミの出し方をしっかり把握して、資源になるものはできるだけ資源ごみとして、減量化に努めましょう。
詳しくは、倉敷市のホームページか、各施設にお問い合わせください。

2.寄島三郎島海岸清掃
 さて、ここでガラッと内容が変わって、家の中ではない、海岸のゴミ掃除のご紹介です。きちんと処理がされなかったゴミや、レジャーなどで発生したゴミがそのまま放置されるなどして、河川や海岸に大量に溜まっていることは、何度もお伝えしてきました。
それに対して、各地で様々な清掃活動の取り組みが行われています。

その中のひとつとして、以前、このコーナーでもお話した「寄島里海創生協議会」の構成団体の1つ「みつやまクリーンクラブ」が中心となった寄島三郎島海岸の海岸清掃活動を、この12月12日(土) 9:00~11:00の予定で行います。
今回は、砂浜の清掃活動に加えて、海辺の漂着物調査も同時に行います。調査は、10m四方に区画を区切って、その中に散乱しているゴミの種類、個数、重量を調べます。

3.おわりに
 参加を希望される方は、寄島里海創生協議会事務局(みずしま財団内)、086-440-0121までお問い合わせください。
皆さんも、1年間の締めにご自分の家だけではなくて、海岸の清掃にも参加してはいかがでしょうか?

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