今日、水島小学校の3年生の皆さんに呼んでいただき、八間川に関する出前講座に出かけてきました。

■児童の八間川に関する疑問にずばりお答えする出前講座

現在、総合学習の時間に、身近な地域調べということで、八間川について学ばれています。
昨年も呼んでいただいたのですが、学習の中で児童の皆さんがわからなかったこと、もっと知りたいことについて教えてほしいということで、講師として呼んでいただいたわけです。

事前に23人の児童の皆さんから1人1〜2個、計29個の質問をいただいており、それに1つずつ資料(パワーポイントのスライドなど)を準備して、今日の講座に臨みました。

■質問の中には、答えるのが悩ましいものが…例えば、

①「八間川に来る魚で一番泳ぐスピードが速い魚は?」
②「見た目は汚いけど、中はきれいなのですか?」
③「(ジャンボ)タニシのたまごはなぜピンクなのですか?」

んー頭を抱えたり、生物の先生に尋ねたり、八間川調査隊の隊長さんに教えてもらったり、インターネットで調べたり…

ちなみにどうやって答えたん?(答えは最後に)

■出前講座をやってみて…(私の感想)

1つずつ児童の皆さんから大きな声で元気に質問をしてくれたので(練習してくれていたんですって…うれしい)、パワーポイント、身振り手振り、ホワイトボード、図鑑、水草のサンプルなどいろんなものを駆使し、縦横無尽に移動しながらお答えしました。時間は80分でしたが、あっという間でしたね…。

皆、目を輝かせて聞いてくれて、しっかりメモをとってくれて、むずかしい問題には一緒に考えてくれて…本当にやりがいのある出前講座でした。

どんなまとめをしてくれるのか楽しみです。
昨年は八間川新聞をつくってくれました。

八間川に非常に近い水島小学校の児童の皆さんが、八間川に興味を持ってくれて、皆大好きだといってくれていたので、本当にうれしい限りです。昨年から引き続いて、呼んでいただきましたが、八間川は地域や環境を学ぶ非常によい教材だと思いますので、ぜひぜひ今後もこういう機会をあれば出かけて行きたいなって思います。

なにわだ(児童の質問にはっとさせられ、調べ直したことが多々ありました。私のいい学びにもなりました。子どもの着眼点はすごいですね!?)

【質問の例に対する答え】

①「だいたい皆速いけど、しいて言えば速そうな形をしている魚かな(汗)」といいながら、みんなで「メダカかな」とか「ライギョかな、でもライギョは太っていて遅そうやなあ」、「平べったくて、流線型でシュッとしているようなのがはやそうやね」って抽象的なことをいいながら、盛り上がりました。

②「皆が知っている自然の川よりは汚いかな?本当の名前は「八間川特別都市下水路」といって下水(使った水)が流れているんだよ。でも、昔に比べたらずいぶんきれいになったよ(その分、水が減ったけど…)。といっても、飲めないよ。また、中に入ると、底にゴミにたまっていて汚いよ。皆がまちでポイ捨てをしたら、雨で流れて八間川に流れ込むから、捨てないようにしてね」みたいな

③「どうも食べると苦いらしい(インターネット調べ)。他の生き物が食べて、「苦っ」ってなって、「あのショッキングなピンクのは苦いからやめとこう」って思ってもらうために、目立つ色なんじゃあない(汗)?」

※もっと適切な解答があれば、お教えください。よろしくお願いします。