「ブルー」といって、なにを思い浮かべるかというと
「海」「空」「憂鬱」っていう答えが多かったですね
そんなこんなで
今日のFMくらしき みずしま財団 エコらぼfriday!は、
月間テーマ「ブルー」ということで、地球上の水についてお話してきました。
地球上にあるすべての水を、2リットルの水で換算すると・・・・
1950mlは海水
50mlが淡水・・・・湯飲みの半分程度
その50mlの淡水のうち、35ml 7割は氷河とか氷山
14.6ml 2.9割は、深層地下水
私たち人間がすぐに使える水は0.2〜0.4ml程度。
スプーン1杯にもなりません。
なんと少ないことか・・・
ということを、ラジオなのに、実際に水をもっていって説明しました。(スプーンは持っていくのを忘れていましたが)
そして、日本は、水の輸入大国であることをお話しました。
「バーチャルウォーター(仮想水)」という考え方です。
自給率、40%の日本は、食料の輸入により、
その食料を生産するのに使われた水を大量に輸入しているのです。
それは、年間日本で使う水とほぼ同じ量ともいわれています。
海外の水に日本は依存している。
海外の水不足や水質汚濁といった問題と無関係ではないといったお話でした。
今回は、2リットルでやってみましたが
実際に身近な量に換算すると、わかりやすいなというのを感じました。
ぜひ、どこかで使ってみてください&もしかしたら計算間違いしてるかもなので、お気づきの点がありましたらお知らせ下さいませ。
環境省のバーチャルウォーターに関するページを参考にしています。
http://www.env.go.jp/water/virtual_water/
外務省のページや
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/bunya/archive/water/index.html
サントリーの「水育わくわく大百科」
http://suntory.jp/kids/mizu-iku/index.html
のページも参考にしています。