「STOP 温暖化 くらしき 2009 〜環境最先端都市「グリーン自治体」を目指して〜」が1月11日(日)に、倉敷公民館で開催されました。

このイベントは午前午後の2部構成となっており、午前は映画「不都合な真実」上映会&エコ体験コーナー(マイ箸、マイバックづくりなど)、午後は講演会&シンポジウムでした。

このイベントは実行委員会形式で行われ、倉敷市と環境問題に取り組む団体とが協働で開催したものです。みずしま財団も、このイベントの実行委員の一員になっており、準備と当日「フードマイレージ買い物ゲーム」の体験会を担当しました。

■参加者は?

3連休の中日、成人式と重なるなどしたため、当初、参加者が少ないのではないかと危惧されましたが、何と延べ600人(午前250人、午後350人)の方にご参加いただいたということで、大盛況でした。アンケートなどをみる限り、参加者の満足度も高かったようです。

■さてさて、気になる内容は?

倉敷公民館を全館使って行われたこのイベントは、映画の上映あり、体験コーナーあり、展示コーナーあり、「倉敷市高校生環境サミット宣言書」受渡式(高校生がサミットをしてつくったそうです。ご苦労様です。)あり、枝廣淳子さんの講演会あり、市長と枝廣さんと高校生と市民をパネリストにしたシンポジウムありと盛りだくさんで、いろんな楽しみ方、学び方のできるものでした。その分準備も大変でしたが…。

■講演会は、さすが枝廣さん

講演会での枝廣さんのお話は非常にわかりやすく、何のために、どういうふうにがんばらないといけないのかがわかり、倉敷市が環境最先端都市を目指す上でのヒントも示されましたように思います。

■環境最先端都市「グリーン自治体」とは?に迫るシンポ?

シンポジウムは、その環境最先端都市「グリーン自治体」というものをもっと明確にイメージできるものになるようにと企画されましたが、いまいちそのあたりがはっきりしなかったようにも思いますし、それで本当に最先端になるのかなと心配になる場面もありました。

ただ、こういうイベントを通じて、市と市民が環境問題について一緒に考えるということは重要だと思います。そういうきっかけになったという意味では、非常にいい企画であったと思います。

なにわだ(シンポジウムがはじまる前の休憩時間に、倉敷市内の各団体の紹介コーナーの司会をしました。休憩時間なので、あんまり聞いてもらえないかと思いましたが、皆さん熱心に聞いてくださっていました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。倉敷市の皆さん、団体の皆さん、お疲れ様でした。)