ということで約1週間前の10月5日(土)午前、秋晴れの中、参加者15名(うちお子さん5名)で八間川秋調査を行いました。
八間川で唯一水辺に近づける「大根洗い場(東川町)」を調査の拠点にしていますが、最初そのあたりから八間川をみると水も少なく、しかも水草も少なく、生き物がいるような雰囲気はしませんでした。
「今日は生き物少ないかな」って思っていたのですが、参加してくれた子どもたちが遠くまで行ってくれて、いろいろと生き物を捕まえてきてくれました。実に頼もしい。アメリカザリガニなどをいっぱい捕ってきてくれました。
さらに、「かわいい」、「かわいい」と女子達が連呼しているので、何が見つかったのかと思うと、体長20センチほどのミシシッピーアカミミガメというカメ。
3月の調査でも確認されましたが、この辺には似つかわしくない姿。誰かがペットとして飼っていたものを放したのでしょう。
子どもたちの活躍もあり、たくさんの生き物が確認されましたが、カダヤシやスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)などの外来種が多く、最近だんだん増えてきています。そのせいもあってか、今回メダカは発見できませんでした。
また、全部で12地点で水質調査をしているのですが、今回は全体的に数値がよくきれいでした。
最後にまとめをして、お昼前に解散しました。
毎回、「どんな生き物がいたかな」ってまとめをするのですが、これが途中で子どもが飽きてしまうんですよね。
何か工夫が必要です。
見つかった魚や貝や水草の写真シールを、川の絵の上にペタペタ貼るような方法もいいのかなって気もします。
それで、どういうところにどういう生き物がいるのかわかればおもしろいかも。
そんなことを考えながら、今年は八間川の教材化を進めています。
次回3月調査から活用できればと考えています。
冬の間にアイデアを練りこんで、いろいろアドバイスをもらって作ろうと思います。
ぜひ、お楽しみに。
なにわだ(八間川調査では、捕獲した生き物は、ほしい人がもって帰るようになっています。一部持って帰れないものもありますが…。今回、カメはもって帰ったのかな?元気にしているのでしょうか?)