山陽女子高等学校 地歴部の生徒3名と先生1名が、浅口市寄島町で小型底曳網漁業の体験と、海底ゴミの現状について知りたいということで、依頼を受けみずしま財団が、その体験学習をコーディネートさせていただき、7月27日(日)に実施しました。

高校の部活動で、地歴部とはあまり聞きなれませんが、岡山県下でもここくらいだろうと顧問の先生も言われていました。ただ、非常にまじめで熱心な生徒さんで、昨年から環境問題に取り組んでいて、昨年は海面上昇による影響の実態を聞きに、東京にあるツバルの大使館にまで行ったそうです。

連日の猛暑の中での漁業体験学習ということで、熱中症が心配でしたが、生徒たちは、網からこぼれ落ちる魚介類や海底ゴミに熱中している様子でした。
この時期は、第二種という爪がつかない漁具ということもあり、海底ゴミはそんなに量はありませんでしたが、ポリ袋や空き缶が引き上げられる様子を見て、自分たちの生活と繋がっていること、いろんなものが不法に投棄されていることなどを実感してもらえたのではないかと思います。

その他にも、JEANクリーンアップ全国事務局の小島さんにもインタビューをして、これらの調査のまとめを9月の文化祭で発表するそうです。

素晴らしい発表を期待しています!

しわく