洞爺湖サミットが始まりましたね。

ところで、「とうやこ」ってよく耳にされると思いますが、北海道のどの辺りにあるかご存じですか?

札幌から車で2時間くらいの所、方角では札幌からは南西の位置にあります。
美しい湖と、有珠山・昭和新山という活火山がある、北海道屈指の温泉地です。
札幌の小学生の修学旅行のメッカで、札幌出身の私・ふじわらも小学生の頃、行きました。
花火大会も有名で、今も続いているようです。

洞爺湖は「活火山とともに生きるまち」
洞爺湖周辺では、2000年3月に噴火があったこと、覚えていますか?
火山灰が町に降り注いで、多量の岩塊が道路に次々と降り注ぐ様子がテレビ画面で映し出されました。
でも!
死者もけが人もでなかったということで、「減災」として、とても注目されました。
避難するための渋滞の列も逃げまどう人もいなかった。
つまり、研究者が予測して、1万5千人の避難していたからだそうです。

さて、洞爺湖サミット。
地元・北海道はかなり、盛り上がっています。

今年のお正月に、私が札幌に帰ったときも「道民みんなでおもてなししよう!」という呼びかけが、正月早々の新聞にでかでかと掲載されたり、北海道道民会議なる組織をたちあげて、開催支援や、北海道の発信のためのツアーや情報紙発行や、子どもたち対象のイベントなどをしています。洞爺湖町でも町民会議を立ち上げているそうです。

世界から、各国の政府関係者2000人、報道関係者4000人(うち外国人1000人)がやってくる。
この機会に、「環境と観光のまち 洞爺湖」でイメージ戦略しているようです。
サミットの議論の中身自体も注目すべきですが、国際会議の開催と地域づくり・まちづくりとの関係にも着目すると面白いかもしれませんね。

夏休みに北海道に行かれる方はぜひ、北海道の自然環境・風景を満喫してきてくださいね。
亜寒帯地方ですから木々の種類も違います。
空の色も真っ青です。
まとわりつく湿気もありません。
温帯地方の本州とは「同じ国か?」と思いますよ。
(北海道民は本州のことを「内地(ないち)」と呼びます。)

なんだか北海道の観光大使のようなふじわらでした。
(7月4日(金)放送のエコらぼFriday!でお話ししたことを元にしています)