20221122日、水島勤労者福祉センターにて第8回みずしま地域カフェを開催しました。

亀島山地下工場を保存する会、亀島山地下工場を語りつぐ会の皆様に協力していただき、亀島山地下工場の保存と活用に向けて課題の整理を行い、将来ビジョンについて語り合いました。

全体の参加者は15人、報道陣3人でした。

 

当日の様子はNHKが放送してくれています。下記のリンクからどうぞ。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20221123/4020014843.html

 

太平洋戦争中、空襲を避けるため建設された航空機の地下工場跡の保存のあり方を考えるための見学会が倉敷市で行われました。

倉敷市水島地区の亀島山の地下にある工場跡の見学会には、市民など7人が参加しました。
旧日本軍の戦闘機を生産していた三菱重工業の水島航空機製作所が空襲から製造設備を守るため、昭和19年から建設した工場の跡で、参加者たちは、保存活動を行うグループの案内で、工作機械が設置されていた場所などを見て回り、建設には朝鮮人労働者が動員されたことや多くの青少年が部品の製造に従事していたなどと説明を受けました。
工場の跡は、ふだんは閉鎖され、老朽化が進んでいて、保存のあり方が課題で、見学後、参加者は意見交換を行い、平和学習や観光資源として活用するため、資料館を設置したらどうかなどアイデアを出していました。
見学会を企画したみずしま財団の林美帆研究員は「工場跡のことを多くの人に知ってもらい、保存に向けた機運が高まるように活動していきたい」と話していました。