真備地域カフェ(PDF)

高梁川は、昔は真備の川辺村のあたりから「東高梁川」と「西高梁川」に分かれていました。高梁川は上流で砂鉄が取れたため、土砂が流入しやすく、下流部は干拓で新しく土地が造成されていました。ただ、水害が多く、多くの命が失われていました。真備も水島も水害に悩まされた地域です。現在の高梁川は、その水害を軽減するために大正期に改修された姿です。とはいえ、2018年の西日本大豪雨で真備は大洪水の被害をこうむりました。大正期の改修の積み残された課題が顕在化したといえます。
大正期の改修で東高梁川が廃川となり、その跡地に作られた街が水島です。水島コンビナートは多くの雇用を生み、多くの人が真備に住居を求めました。その人たちの多くが真備の水害で被災をしました。
真備と水島をつなぐものとして、高梁川と水害とコンビナートがあります。真備の水害の記憶を伝える活動をしている「語り部ネットワークまび」「まび創成の会」の皆さんと、水害の記憶と水島についてお話を伺います。

<みずしま地域カフェ 目的>
・新鮮な気持ちで水島地域の情報を発見し、情報の面白いポイントは何かを探る
・まちの情報が集まって、見えてきたことでみずしまの新しい魅力を『水島メモリーズ』にまとめます。
・地域カフェで集めた情報をもとに、学び交流の場として水島に公害資料館を作りたいと考えています。

イベント概要

日時

2023年5月21日(日)10:30~12:00

定員

10人(先着順)

場所

倉敷市真備公民館川辺分館 〒710-1313 岡山県倉敷市真備町川辺714

申込方法

https://forms.gle/mXWHEPiasR2p4hhA8

<プログラム>
「語り部ネットワークまび」「まび創成の会」のみなさまにお話を伺います。
◯水島が島だった頃
◯高梁川が中国山地から土砂をはこんできた
◯東高梁川が今の水島地区の真ん中を流れていた頃
◯明治期の倉敷を襲った三大水害 M13-17-26
◯高梁川の大改修 東高梁川がなくなった!!
◯水島工業地帯はどうしてできたのか?
◯昭和の高度成長期、真備はベッドタウン化が進んだ
◯そして、平成の大水害・・・

主催:公益財団法人水島地域環境再生財団(みずしま財団)
〒712-8033 岡山県倉敷市水島東栄町11−12
TEL086-440-0121  FAX 086-446-4620
共催:語り部ネットワークまび、まび創成の会

地球環境基金事業