2023年度は、10月~11月にかけて、公益社団法人倉敷青年会議所(以下:倉敷JC)、一般社団法人児島青年会議所(以下:児島JC)からお声がけをいただき、環境イベントで海ごみ問題等についてのお話をさせていただきました。

倉敷JC
「遊ぼう・学ぼうin六口島」(10月21・22日(土・日))

親元を離れて六口島に渡り、魚とり体験や自然体験を通じて、瀬戸内海の豊かさや環境問題を考えるプログラムで、講師として海の環境・海ごみ問題についてお話ししました。

「自然と僕たち、私たち」と題した講演で、今どれくらいのごみが陸域から海に流入しているか、そのことにより、海の生きものや漁業者の方がどのような被害を受けているかをお話ししました。最後に、身近な、出来るところからごみを拾うなど、取り組みを進めていきましょう、と呼びかけると、みんな熱心にうなずいてくれていました。

プログラムの最後は、海岸清掃活動でしたが、自然体験をし、海ごみについて学んだ子どもたちは積極的にごみ拾いをしていました。

 

2日間で、約100名の子どもさんたちの参加があり、自然体験の大切さを改めて感じました。

児島JC
「環境フォーラムin児島~瀬戸内海の未来のために~」(11月18日(土))

持続可能な瀬戸内海について考え、行動するきっかけにと、企画されたフォーラムで、パネリストとしてお話しさせていただきました。

冒険家の山下健一氏による講演の後、地元の中・高生と企業OB、大学教授、行政職員、児島JC職員と私がパネリストとなり、「瀬戸内海の未来のために」と題したパネルディスカッションを行いました。

 

児島を中心とした瀬戸内海の歴史から、現在の状況、特に海ごみ問題や水質汚濁の問題などをテーマに議論が展開しました。私も財団としての海ごみ問題への取り組みや、若い人たちの学びを支える取り組みなどをお話しし、中・高生からは、海を守るため、日常的なごみ拾いなど取り組んでいきたいと感想がありました。

持続可能な社会づくりに向けて、みずしま財団は講師派遣を行っています。
海ごみ問題、地域の歴史、気候変動など様々なテーマで行っておりますので、ご関心のある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。