2024/3/20(水)-30(土)
平日8:30-17:00
土・日・祝日は10:30-15:30に開館
水島の自然環境が激変したのは、1964年の化成水島(現:三菱ケミカル)の試験操業がターニングポイントといわれている。24時間操業の化学工場が不夜城のように稼働をスタートしたのだ。工場夜景の始まりでもある。
化成水島に隣接する呼松は、1964年の前と後では生活が全く変わってしまう。福田地域の玄関口として海を大切にしてきた生活から、工場とともに歩むまちに変化していく。そこで、水島での公害反対運動の萌芽も見られた。これを呼松エピソードと呼んでいる。
同様のコンビナートを有する三重県四日市市では、礒津という漁村が呼松と同じような被害を受けている。呼松の街の変化を展示パネルと写真で伝える中で、水島の歴史を考えるきっかけとなればと願っている。
イベント概要
展示解説 | 3月24日(日)11:00-12:00 |
---|---|
第1回あさがおカフェ | 3月24日(日)13:00-15:00 ジェンダーの視点で考える防災 ゲスト:はっとりいくよさん(一般社団法人ほっと岡山代表理事、防災士) 水島・呼松の経験は、住民が公害に立ち向かった地域の力(レジリエンス)を示しています。これは今後の防災にも活かせる教訓でしょう。災害への対応力を高めるにはジェンダー視点から対策を考えることが大切です。高齢者や障がい者など要支援者の避難も大きな課題として浮上しています。東日本大震災から13年、能登半島地震も起きました。防災や公害を「自分ごと」とする機会にできればと思います。 |