連続講座(4回シリーズ)息切れと上手に付き合うために

の第二回目をくらしき健康福祉プラザ視聴覚室で開催しました。

講師は、倉敷第一病院医師 原宏紀先生と、同病院理学療法士藤原耕三先生のおふたりです。

患者さんご自身が病気のことを学ぶことで、自己管理能力を高める、そして、呼吸リハビリテーションを体験して、息切れと上手につきあいながら、日常生活を送れるようにと、体験も加えた内容で実施しました。

まずは、原先生に、病気のことについてお話しいただきました。

タバコや大気汚染によって、炎症が起きて気管支が炎症を起こして空気の通り道が狭くなってしまう。また肺胞がつぶれ大きくなってしまって、酸素と二酸化炭素の交換ができない状態になり、苦しくなってしまいます。COPD患者さんの肺ははれて大きくなってしまうため、はき出すことができず、残気量が多くなってしまう状態になってしまうそうです。

しんどいから動かない、動かないから筋力が落ちて、全身状態が悪くなる。

その悪循環を断つために、呼吸リハビリテーションをとりいれてみましょうというお話です。

口すぼめ呼吸

首を回したり、肩を落としたりリラックスして状態を整えて、実施します。

呼吸に合わせた歩行や、日常生活の動作を小分けにすることを教えてもらいました。

動いたら休むを繰り返して無理のないように!

「酸素、酸素ってどういう意味?」

「パルスオキシメーターという機械で、身体の中の酸素量がわかんですよ」

「その機械持ってますよ」

「あ、それなら病院でしてもらったことあります。今まで何されているのかわからなかった」など、

参加者の方同士の学びもあって、少人数でしたが双方向の学びあいとなりました。

 

次回は11月25日(水)午後、ライフパーク倉敷視聴覚ルームであります。こんどは栄養のお話も!