日・中・韓の学生が共に学びあうキャンパスアジア。

岡山大学の授業として、水島と豊島の現場で体験して学ぶ1泊2日の学びです。今年2回目の実施となりますが、先生のご要望から今年はじめて、漁業体験をプログラムの中に入れました。

7月4日に実施した漁業体験の様子を写真にて、報告します。

小雨が降るなかでしたが、波は比較的穏やか、港を出発!

漁船に初めて乗る学生もいて、スピードの速さにびっくり。

30名が4隻に分かれて、小型定置網を間近で見ます。

「網は2重になっていて、入った魚が出られないようになっています」

みずしま財団塩飽研究員の解説にも、力が入ります。

網はかなり重いそうです!!

 

1時間ほど海の上で体験した後、

漁協にもどって、魚と瀬戸内海の変化についてのお話を聞きます。

平田晋也組合長に、お話を伺います。

ベイカ、マッコウイカ、スズキ、ママカリ、イシモチ・・・・

お魚の説明、食べ方詳しくお話しいただきました。

さらに、30年の間の漁場の変化や、干潟・藻場がなぜ大事なのか、というお話も。

「干潟には浄化能力があるんだよ」

「魚が卵を産み、小さいうちにまもられて育つ場、それが藻場。」

初めは「モバ??」ってなんだという顔つきの学生も、

平田さんのわかりやすい解説で次第に真剣なまなざしに。

瀬戸内海の海の幸をどんなふうに、とっているのか、実際に見て、漁業者に話を聞く。

スーパーで見る魚も見る目が変わりそうですね!!

平田組合長さんをはじめ、

黒崎連島漁協の漁業者のみなさんには本当にお世話になりました。

ありがとうございました。