少し前になってしまいましたが、2月5日(水)に、
倉敷市立水島小学校5年生の授業で、
水島の大気汚染公害についてお話をしてきました。

5年生では、地域のことや環境のことを学ぶのですが、
地元水島でかつて発生した公害の歴史についても学んでもらいたい
ということで、お話をしてきました。

当日は、塩飽が水島の成り立ちから大気汚染公害の歴史、
企業による環境対策など、概要をお話をしました。
その後、今回はお二人の患者さんに当時の様子や公害病の苦しみ、
裁判の経緯などについてお話していただきました。

公害の当事者である患者さんのお話に、児童の皆さんは
熱心に耳を傾け、「夜中に発症したらどうするのか?」、
「自分の住んでいる水島にそんな歴史があるとは知らなかった。興味を持った」
といった質問や感想を述べていました。

そして、「私たちが水島の環境を良くしていきたい」という
感想にはお話をしていただいた患者さんも、「元気をもらった」
「話をしてよかった」と、大変喜んでいました。

みずしま財団では、公害学習に関する出前授業も行っています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。