今日は、おかやまコープ倉敷エリア エコライフ委員会主催の海辺の生きもの観察会「みんなでさがそう!海の生きもの」に参加をしてきました。
会場は、児島通生海岸です。

みずしま財団は、イベント会場や講師の手配、資料作成と、当日のコーディネートで協力をしました。
本観察会は、エコライフ委員会が主催で、今年3月から開催してきた3回連続企画の最終回に当たります。
これまでは、屋内での講義や、黒崎漁協での体験学習などを行ってきました。
これまでの内容は、過去のブログをご参照ください。
第1回目:https://mizushima-f.or.jp/news/2552/
第2回目:https://mizushima-f.or.jp/news/2541/

少し曇り気味でしたが、暑すぎず、絶好の観察会日和の中、9時30分に観察会をスタートしました。

まず最初に、「高梁川流域のエコ指標(海編)」を使って、海岸のスケッチをみんなでしました。
生きものたちの住む環境をしっかり知ろうという趣旨で行っていただいたスケッチは、親子ともども皆さん熱心に描き込んでいました。

その後、2グループに分かれて、生きもの観察。
転石をひっくり返すと多くのカニやヤドカリが!
その他にも、多くの貝類やハゼ、フグ、エビなども見つかっていました。

通生海岸には、アマモ場も広がっており、その中ではヨウジウオや、その卵もあり、まさに「海のゆりかご」を実感しました。

今回は、ゴンズイという、ひれに毒をもった魚もたくさんつかまっていましたが、海には危険な生き物もいるのだということを学ぶいい機会にもなりました。

見つかった生きものは、福田富男先生(吉備国際短期大学)、野坂元道先生(岡山県農林水産部水産課)のお二人に詳しく解説をしていただきました。

水島コンビナートのすぐそばの海岸にも、非常に多くの生きものが生きているということ、それらが暮らす環境とはどういったものなのか、しっかり学んでいただいた夏休みの1日でした。