久しぶりのエコラボmonday。
時間の感覚を忘れていて、「あっもう終わり」。
いいたかったことが言えなかったので、ブログで補足します。
まず、現在倉敷市が策定作業中の都市計画マスタープランについて説明します。
■そもそも都市計画とは?
一体の都市として総合的に整備・開発または保全する必要がある都市計画区域は、市街地として積極的に整備する市街化区域と、市街化を抑制する市街化調整区域に区分(「線引き」)されます。さらに、市街化区域では、用途地域(「色塗り」)の指定が行われ、土地利用を規制することによって、良好な都市環境の形成が図られます。
都市計画とは、この「線引き」と「色塗り」などによって開発を規制・誘導するとともに、都市施設(道路・公園・下水道など)の整備と市街地開発事業(土地区画整理、再開発など)によってまちづくりを進めていく計画です。
■都市計画マスタープランとは?
現在、倉敷市が策定している都市計画マスタープランは、市行政の最上位計画である「倉敷市総合計画」の基本的な考え方を受けて、都市づくりの具体的な方針を定めるものです。個別の細やかな計画事業の内容そのものを直接決めるものではありませんが、今後、市が定める都市計画はこれに即して定めることになります。このプランは、概ね20年後の将来像を描いたものです。
■倉敷市都市計画マスタープランの策定スケジュールと市民の係わり
まず、都市計画マスタープラン策定委員会が学識経験者など17名(うち公募市民2名)で組織されました。
その後、市民アンケートの実施、地域別懇談会の開催により得られた市民の意向や意見、さらには20年後の社会情勢の変化(少子高齢化の進展、環境問題など)をもとに都市整備の方針(倉敷市全体の構想案)がつくられました。この全体構想案の地域別説明会への市民の参加は非常に少なかったようです。
全体構想案を受け、4地域(倉敷・児島・玉島・水島)・4地区(庄・茶屋町・船穂・真備)の地域別まちづくりの方針(地域別構想案)がつくられました。この案についても地域別説明会が開催されました。
■パブリックコメントを募集しています
倉敷市では、現在都市計画マスタープランの素案の縦覧と意見募集を行っています。
意見募集期間はは、5月1日〜6月7日です。
*素案は倉敷市都市計画課のホームページから入手できます。ぜひ、意見を出しましょう!
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/kenkei/index.html
■みずしま財団では「水島のまちづくり」懇談会を開催します。
みずしま財団では、パブリックコメントだけでなく、水島のまちづくりに関して市民が意見を出せる機会・場を提供しようということで「まちづくり懇談会」を下記のとおり開催することにしました。お時間がございましたら、ぜひご参加ください。
「水島のまちづくり」懇談会
1.日時:5月8日(火)14:00〜16:00
2.場所:水島公民館1F工作室
3.内容:①倉敷市都市計画マスタープラン地域別構想(水島地域)について
②まちづくり交付金事業について
4.倉敷市担当課:都市計画課、まちづくり推進課
今後も、定期的に懇談会を開催し、水島のまちづくりに関心のある市民の皆さんと一緒に、まちづくりについて学び、考えていきたいと思っています。
なにわだ(財団内部では、「水島のまちづくり」懇談会はまちコンと略されています。まちコン担当です。よろしくお願いします。)