今週のエコラボMondayは、おかやま環境塾の報告を中心にお話をしてきました。

環境塾自体は、先のブログで報告をしていますので、そちらをご覧ください。
エコラボMondayでは、その中でも、水島最終処分場について、情報提供をしてきました。

水島最終処分場は、JFE(旧川崎製鉄)の地先にある産業廃棄物の埋立処分場で、岡山県の外郭団体である「財団法人岡山県環境保全事業団」が運営しています。埋立は、昭和54(1979)年から始まりました。当初は川崎製鉄から発生する鉱さいが中心でしたが、現在では、岡山県内の中間処理業者から持ち込まれる様々なゴミを処理しています。

昭和54年には200万t/年あった埋め立て処分量も現在では様々な努力により20万t/年程度に減少していますが、それでも現在の処分場は後1年足らずで一杯になってしまうようです。そのため、現在新たな処分場の建設工事を行なっていますが、これは現在の処分場から東の海面を埋め立てるものとなっています。

処分場に堆積した大量のゴミ袋

我々の生活からは、廃棄物というものはどうしても発生しますので、その処理は必ず必要となります。しかし、その処分場は無限にあるわけではなく、また埋立に伴う自然環境の破壊の懸念もありますので、極力ゴミを出さない努力というものが必要だということを、環境塾参加者の皆さんも改めて実感されたのではないでしょうか。

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